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新iPad Pro先行レビュー ノマドワーカーにオススメなのは12.9インチのセルラー版(石川温)

これでバリバリ仕事すれば、スグ元は取れる?

石川温
2018年11月6日, 午前08:00 in Apple
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仕事柄、出先で原稿を書くことが多い。

取材の合間や、朝、子供を保育園に送りに行った直後、次のアポまでの間にスタバで1本、原稿を書いたり......といった具合だ。

数年前まではMacBook Proを持ち歩いていた。しかし、原稿を書く程度ではオーバースペックであり、また、本体がちょっと重たくて、持ち歩くには面倒だと感じるサイズだったりもする。

その後、iPadの9.7インチも使ったが、原稿を書きつつウェブで調べ物をするには画面が小さく、これまた断念。一気にiPad Proの12.9インチにしてみたりもしたが、やはり無駄に大きい感じがして、モバイルに適さないという結論に達してしまった。iPad Proの10.5インチは1年半ほど使っているが、やはり画面サイズが物足りないと感じている。


ここ最近、気に入ってモバイルしているのがChromebookだ。原稿をGoogleドキュメントで書いていることもあり、ブラウザさえ使えればいいというのが一番の理由だったりする。画面サイズも13インチなので、執筆しながらウェブで調べものをするのにも申し分ないサイズだ。本体も軽いので、かなり満足して使っていた。

唯一、不満を挙げるとするなら、Wi-Fiモデルしかないため、スタバなどで執筆する際は、いちいち公衆無線LANにつなぎにいく、あるいはWi-Fiルーターかスマホのテザリングを利用する必要があって面倒だった。

先日発表されたiPad Proは、これに代わり得る仕事用モバイルデバイスとして期待している。今回、発売に先駆け、12.9インチのセルラーモデルを試用できた。

12.9インチモデルは、大画面でありながらホームボタンが無くなり、ベゼルが狭くなって従来モデルよりひと回り小さくなっている。実際、まるで画面だけを持ち運びしているような感覚になってくる。キーボードも幅があるぶん打ちやすく、自分にとってはChromebookと遜色のない使い勝手だ。

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何より、セルラーモデルだと常にネットにつながっているのが快適だ。いちいちWi-Fiを探す必要がないというのは改めて素晴らしいことだと思う。

自分は海外出張も多いが、新しいiPad ProではGSMA準拠のeSIMに対応している。国内でモバイルプランを追加しようとすると、auやSoftBank、Gigskyなどが表示される。これらのキャリアは、Apple SIM対応キャリアと一緒だ。おそらく、これまではApple SIMとして独自の技術で提供されていたが、今後はGSMA準拠のeSIM上でApple SIMと同等のサービスを提供していくのだろう。

今回の新要素で、今後の発展が期待できるのがUSB Type-Cの採用だ。自宅にはLGの4Kモニターがあるのだが、これがUSB Type-C対応なので、ケーブル1本でiPad Proの映像を出力し、充電も行なえた。現状、画面のミラーリング程度しかできないが、今後、iPad Proとモニターで別の表示が可能になるアプリが増えれば、さらに使い勝手は増すだろう。

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また、出先での仕事が多い身からすると、iPad ProからUSB Type-C - LightningケーブルでiPhoneを充電できるのも、いざというとき便利だ。ケーブル1本あれば、モバイルバッテリーを持ち歩かずに済む。

最近になって、AppleはUSB Type-Cの周辺機器を増やしつつある。先日、USB Type-CからApple Watchを充電できる0.3メートルのケーブルが発売されたので購入した。もちろん、これを用いてiPad ProからApple Watchへの充電も可能だ。

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USB Type-C - Lightningケーブルも0.3メートル程度の短いケーブルがあると嬉しいのだが、残念ながらApple純正の1メートルが公式的には最も短いケーブルとなる。周辺機器メーカーによると「短いのをつくりたくてもAppleが許してくれない」とのことで、ならば是非ともApple自身にもう少し短いUSB Type-C - Lightningケーブルの発売をお願いしたいところ。

正直、今回のiPad Proは価格が高いという印象はある。ストレージが1TBのモデルも登場したが、なかなか手の出しにくい価格だ。現実的には256GBあたりで充分だろう。

ただ、この1年半、10.5インチのiPad Proを使い続け、メールやウェブはもちろん、動画を保存しておいてフライト中に楽しんだり、dマガジンで雑誌を読んだり、原稿に赤入れしたりと結構な頻度で使っていた。当然、iPhoneは肌身離さず持っているが、なんだかんだでiPad Proを取り出す機会は多かったように思う。

新型iPad Proは高価だが、使ってみて、十分それに見合う働きをしてくれると確信した。特に「書こうと思ったらバッテリーが切れていた」ことが多かったApple Pencilが非接触充電に対応し、本体にくっつけておけばフル充電状態になっているという点は大きい。これからは、手書きを利用する機会も増えそうだ。





CAREERS TechCrunch Japan
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