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中国テンセント、ゲームプレイ時間制限を発表。12歳以下は1日1時間、公安データベースと照合し年齢を特定

いいことのような気もするけど、ディストピア感もあります

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年11月6日, 午後05:40 in gaming
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中国の大手IT企業テンセントが、同社がリリースするゲームにおいて、若年層プレイヤーのプレイ時間を制限すると発表しました。

このニュースを伝えるWall Steet Journalによると、12歳以下では1日1時間まで、13歳~18歳は1日2時間までにプレイ時間を制限。また、12歳以下の場合には午後9時から午前8時までのプレイも制限するとのことです。

ペアレンタルコントロールではよくある話ですが、メーカー(ゲームタイトル)が主体となって規制を行うのが、大きな特徴です。またプレイヤーの特定は、公安のデータベースに照合して行う徹底ぶり。このシステムは、2018年末までに10のモバイルゲーム有効化し、2019年にはすべてのタイトルに導入する予定です。

そうはいっても、親の端末やIDを使い、簡単に回避されてしまいそうな気もします。しかし、制限を先行で導入しているテンセントの人気ゲーム「Honor of Kings」では、プレイヤーの特定に顔認証もテストされているとのことです。ちなみに同ゲームでは実名登録制が導入されており、今回の規制も当然、実名登録が前提になっていると考えられます。

当然ながら、プライバシー侵害などの話も出てきます。また、テンセントはIT企業ではありますが、ゲームからの収益も大きく、この規制は自身の首を絞めることにもなりかねません。にもかかわらず、ここまで徹底した規制を導入する背景には、中国政府の思惑が絡んでいます。

中国では、若年層のゲームプレイについて問題視されており、9月には中国政府がオンラインゲームや新作ゲームの本数を規制する方針を発表しています。


テンセント自体、中国国内で新作ゲームのリリースを停止させられており、これにより同社の株価はピークだった1月から40%近く下落しているとのことです。

こうしたことから、圧力は当然あるにしろ、テンセント自ら規制を課すことで、政府からの譲歩を引き出す狙いが大きいと考えられます。

公安データベースとの照合は無理にしろ、日本でも同様の規制を望む声が出てくるかもしれません。今後どのような影響が出てくるのかは、注意深く見守りたいところです。


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