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新iPad ProのA12X Bionic、強さの秘密をフィル・シラー氏らが語る

他社は眼中にないそうです

Kiyoshi Tane
2018年11月8日, 午後02:00 in apple
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新iPad Proは、アップルいわく「市場の92%のノートPCよりも速い」。そのパワーの源泉となるA12X Bionicについて、アップル所属のアナンド・シンピ(Anand Lal Shimpi)氏とグローバルマーケティング担当上級副社長フィル・シラー氏が詳細なコメントを述べています。

シンピ氏はハードウェア技術レビューサイトAnandTechの創設者で、2014年にアップルに転身した経歴の持ち主。主にシンピ氏がA12X Bionicの技術的な側面を、シラー氏がアップル独自チップの開発プロセスについて語っています。
米ArsTechnicaはA12X Bionicを技術的に詳細に掘り下げた解説を行い、そこでシンピ氏とシラー氏の2人にコメントを寄せてもらったという形です。

まずシンピ氏は、A12X Bionicでは、搭載されたCPUコア8基が全て同時に稼働可能になる点を強調しています。

「iPad ProのCPUには8つのコアが内蔵され、パフォーマンスに重点を置いたものが4つ、効率に重点を置いたものが4つあります。また、以前のAppleチップとは異なり、すべてのコアを一度にアクティブにすることができます。これは、この複数のコアを同時に使用するようにした初の製品なのです」

そのため、A12Xには独自設計のパフォーマンスコントローラを備えているとのこと。特に重い負荷の処理を実行しているときには、A10X Fusion(第2世代iPad Pro)よりも最大90%の改善が見られるとしています。

さらにシンピ氏は、新iPad ProがファンレスでMacBook Pro級のパフォーマンスを達成したことを「こうした非常に効率的なアーキテクチャを構築しているので、わずか5.9ミリメートルの薄さのiPad Proで実現できているわけです」と誇らしげに語っています。

そしてA12Xに内蔵された7コアのGPUについては、ゲームプレイの文脈において「Xbox One Sと同等のグラフィック処理能力がある」とアピールしています。

「これらの各コアは、A10Xに搭載されたものより高速で効率的です。その結果、グラフィックス性能が2倍に向上しました。このフォームファクター(タブレットという形)で、初めてXbox One SクラスのGPUを実現したわけです」としたうえで、これをファンレス構造で達成したことを改めて強調しています。

すでにタブレットの域を超えたA12Xの凄まじいポテンシャルですが、これほどの進化をなぜ追求し続ける必要があるのか。シラー氏はあくなき開発努力についての情熱を語っています。

「これは信じられないほど、果てしなく続く努力になります。ニューラル・エンジンの開発が可能だと分かったら、実際に作りたいと思うでしょう」「素晴らしいグラフィック能力を作れると分かったら、さらに優れたものを作りたくなる!そうした動きは加速し、組織内でスピードアップしていくのです」


そしてArsTechnicaの話題は、Mac向けアップル独自開発チップの噂に向けられますが、シラー氏はこれに関しては沈黙しています。

ただ、Aシリーズなど独自チップの開発プロセスについては「各チップ開発チームは、他のチームがチップをどのように機能させたいのか、どこでボトルネックが生じているのかを研究している」として、相互にチェックしつつ技術の進展を図っていることをコメントしています。

さらに「これらの会議はスケジュール調整のために年に一度......ではなく、週に何回も行われてます。毎週、話題も増えていますね」とのこと。アップルの独自チップ開発力の高さは、こうした風通しのいいチーム間のコミュニケーションや協力のたまものかもしれません。

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