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2019年のiPhone用アンテナはLCPとMPI製の組み合わせに?「5G」通信にも関わるとのうわさ

アップルカーにも関係あるかもしれません

Kiyoshi Tane
2018年11月12日, 午前11:30 in apple
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2019年のiPhoneに採用されるアンテナは、液晶ポリマー製(Liquid Crystal Polymer/LCP)と変性ポリイミド製(Modified PI/MPI)の組み合わせになるとの噂が報じられています。

アップル関連の予測で有名なアナリストMing-Chi Kuo氏によれば、この変更を行う理由は複数あるとのこと。一見して普通のユーザーには縁が薄そうですが、実は次世代移動通信規格「5G」の推進に関わることだと述べられています。

2017年以前のiPhoneではアンテナにPI(ポリイミド樹脂)が用いられていましたが、2018年モデルではLCP製に移行した経緯があります。Kuo氏は以前、LCPのメリットを「高周波、熱性能および耐湿性などの特性がPIより優れている」ことや「LTE伝送速度を大幅に向上させる可能性がある」と分析していました

そうしたLCP単独の構成から、なぜMPIとの組み合わせに変更するのか。Kuo氏が挙げる理由の1つは、アップルがLCP素材サプライヤーに対する(値下げを求める)交渉力が弱く、サプライヤーを増やそうにも「複雑な生産プロセス」のために難しいということです。

また、LCPは他の素材よりも「脆弱」であるため歩留まりに問題があり、歩留まり率を上げようとするとアンテナ性能が低下する恐れがあるとのこと。Kuo氏はMPIアンテナが技術革新によりLPCと同等のパフォーマンスを発揮できるにいたった旨を述べています。

具体的には、Kuo氏は2019年のiPhoneが「4つのMPIアンテナと2つのLCPアンテナ」という組み合わせになると予想しています。現在のiPhone XR、iPhone XSおよびiPhone XS Maxは、6本ともLCP製という構成からのシフトです。

そうしたMPIアンテナのサプライヤーは5社となり、アップルは(互いに競わせることで)値下げを求めやすくなるとのこと。その一方で、2019年のiPhoneで使用されるLCP製アンテナは「日本のサプライヤーのみとなる」と予測されています。

「スマートフォンのアンテナ素材」というと地味目な話のようですが、Kuo氏はLCPとMPIが両方とも5G技術の推進に関わる要素だとの見通しを語っています。

そして5Gは大通信量=コンテンツのリッチ化、低遅延=自動運転車に必須、超多接続性=無数のIoT機器との連携といった、将来的にあらゆるアップル製品にとってライフラインになると予想されるもの。アップルのアンテナ技術への取り組みは、より先の未来を見据えての動きかもしれません。





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