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アマゾンとアップルの直販契約で小規模なマケプレ業者は締め出し?「消費者にとっては歓迎すべき」との見方も

「閉め出された業者はこちらに」と招くebayが商魂たくましい

Kiyoshi Tane
2018年11月20日, 午後04:00 in internet
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先日、大手通販サイトのアマゾンが全世界でアップル製品の直販を行う契約を締結したことが明らかとなりました。これにより、アマゾンでアップル製品を販売する小規模な業者が失業する可能性があると報じられています。

アマゾンとアップルの直販契約により、新品および中古のアップル製品を扱う非正規業者は2019年1月4日以降はアマゾンで販売できなくなることは発表済み。それ以降にアマゾンでの販売が許可される「正規販売代理店」から、小規模な業者が事実上閉め出されると伝えられています。

米CNETは、アマゾンのいう「正規販売代理店」は数百万ドルものアップル製品を扱う業者だけに限られ、小規模な業者は排除されると報道しています。

その一例として紹介されているのが、約5年前からアマゾンで商売を始めたPage Well氏です。妻が看護学校に通う学費や、高価な手術費を賄うためにマーケットプレイスに活路を求め、修理済みおよび中古アップル製品を販売。そして過去1年間に約30万ドル分を販売し、税引き後4万ドルの利益を上げたと述べています。

そんなサイドビジネスで妻の学費や学生ローンの返済もまかなえたWell氏ですが、今や仕事が干しあげられる小規模業者のリストに入れられたとのこと。「我々のビジネスは公平に扱われておらず、それに対して何もできない」「過去2年間で50万ドルの商品をサイトで販売し、過去3年間で8万ドルの手数料を支払っているのに」とアマゾンの仕打ちを嘆いています。

こうした小売業者の締め出しは、大手ブランドとの提携を進めるアマゾンの取り組みの一環でもあります。昨年もアマゾンがナイキと同様の契約を結んだ結果、ナイキと直接取引のない業者が販売を続けるのは困難になったと伝えられています。

確かにマーケットプレイス業者にとっては逆境ですが、CNETは「大半のアマゾンの顧客にとっては利益を受ける可能性が高い」と指摘。いまのところ、アマゾン上で同一のアップル製品が様々な価格と条件でバラバラに販売されているうえに、商品が本物である保証もありません。

その点、販売窓口がアマゾンの直販や正規代理店に統一されれば、「本物の商品」であることや、アマゾンのアフターサポートを受けることが可能となるわけです。生活費を賄ってきた小規模業者には同情しつつも、ユーザーとしては歓迎すべき事態と言えそうです。

Well氏はアマゾンの倉庫から戻される約5万ドル分の在庫を、eBayで販売して清算するとのこと。eBay広報も、これら閉め出された業者を受け入れる用意がある旨を表明し「われわれの戦略は、顧客が求めるものを最優先し、あらゆる規模の業者から、全世代と価格のiPhoneを購入する公平なプラットフォームを目指すことです」と述べています。

大手ブランドとの販売代理契約に商機を見出すアマゾンと、そこからこぼれ落ちた業者を招いて売上を伸ばそうとするeBay。アメリカのビジネスの活力は、こうした商魂たくましさに源泉がありそうです。


Source: CNET
関連キーワード: amazon, apple, business, ec, internet, iphone, marketplace
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