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第一次大戦当時の映像を修復・カラー化した映画『They Shall Not Grow Old』予告編。米国で劇場公開へ

ピーター・ジャクソン監督作

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年11月23日, 午後12:00 in AV
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映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで知られるピーター・ジャクソン監督による、第一次世界大戦の記録フィルムをもとに構成したドキュメンタリー映画『They Shall Not Grow Old』が、米国で劇場公開されます。この記事ではその予告編映像などをご紹介します。

この映画は、英国の帝国戦争博物館とBBCが主催する「14-18 NOW」アートプログラムの一環として制作されたもの。今年のロンドン映画祭で上映されたのち、BBC2で放送もされています。

映像は新たに撮影されたものではなく、BBCに眠るのべ600時間もの第一次大戦の記録フィルム、そして1964年のBBC作『The Great War』にも使われた映像が元になっています。本作はこれらのソースをデジタル処理し、さらにカラー化、3D化といった処理を加えて制作されました。



ピーター・ジャクソン監督は「映像の修復は、そこにいる人々をより人間らしく見せるためのプロセスです」と語ります。そして、よりなめらかな映像に見せるため、10~18fpsの当時の映像に、コンピューターで中間フレームを生成して挟み込む処理まで実施したとのこと。

その結果、映像からはノイズやブレなどが消え、さらに穏やかな色づけがなされたことで、それが100年も昔のものだとは思えないほど生き生きとした、それでいてノスタルジックさもあわせ持つ映像に仕上がっています。



なお、第一次大戦当時のフィルムには音声トラックがないため、この映画には役者を起用して新たに収録した音声やその他音響が適用されています。

戦争ドキュメンタリーと聞くと戦闘シーンの連続を想像しがちですが、トレイラー映像を観る限りは、むしろ当時の兵士たちの休息の様子などが多く盛り込まれており、死と隣り合わせの状況でも笑顔を見せたり、おどける姿が印象的です。

その一方で、死亡した仲間を埋葬するシーン、戦車の突撃、塹壕から一斉に飛び出す歩兵たちなど、紛れもない戦いの場面も描かれており、決して美化してはいけない戦争を生々しくスクリーンに映し出しています。

『They Shall Not Grow Old』は米国のいくつかの映画館にて、12月17日と27日に上映される予定です。遠い昔の出来事とは言え、われわれの祖父母もしくは曽祖父母の世代が体験したであろう戦争を知るためにも、もし日本国内での上映機会があれば見てみたい作品です。






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