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アップルがAIスタートアップ買収。Siriをより賢くするねらい?

「なるべくクラウドを使わない」というアプローチは一致しているようです

Kiyoshi Tane
2018年11月23日, 午後04:00 in Ai
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アップルが今年初め、AI技術のスタートアップ(新興企業)Silk Labsを買収していたことが明らかとなりました。

Silk LabsはMozillaのスマートフォン向けOS「Firefox OS」プロジェクトに関わっていた3人の技術者により、2015年に米カリフォルニア州サンマテオに設立されたスタートアップ。クラウドではなくローカル機器上で動作する、軽量なAIソフト開発を手がけていました。

米国のテクノロジーメディアThe Informaitonによると、Silklabsの従業員は約10人で、買収金額は約400万ドルだったとのこと。アップルとしては小規模の買収だったと報じられています。

Silk LabsのAI技術は人物や顔やモノ、およびオーディオ信号の認識を対象とするもの。2016年にはスマートホーム用のAI搭載カメラ「Sense」という製品を公開し、Kickstarterで資金を調達したものの発売中止。その後は、自社ソフトウェアを他社のデバイスに搭載する方向へと転換していました。

同社のサイトでは、エッジコンピューティング(ユーザーや端末の近くでデータを処理して通信遅延を回避するやり方。遠い場所にサーバーがあるクラウドとは対極にある)と暗号化により、他社のサービスよりもプライバシーが保護されることを強調しています。

そしてアップルもSilk Labsと同様に、データの学習や処理をデバイス上でローカルで行うことでプライバシーを犠牲にしないアプローチを取っています。

この考え方は、Googleやアマゾンのスマートスピーカーに採用された「大量の個人データを収集して、クラウドで処理する」といった設計とは対極的です。

クラウドサーバとの頻繁なやり取りは、プライバシーに関わる情報がネットを経由して行き来し、悪意ある第三者の脅威にさらされる危険が無視できないということ。今年8月にも、Amazon Echoを使ったリモート盗聴手法がハッカーにより発見されていました。

アップルは「われわれは顧客を商品とは思っていない」などプライバシー保護を徹底する立場を繰り返し強調しています。その反面で、同社のSiriはAI賢さランキングではGoogleアシスタントやAlexaに遅れを取っているとの調査結果もありましたが、今回の買収により改善を図っているのかもしれません。


Via: The Verge
関連キーワード: ai, apple, ArtificialIntelligence, siri, SmartHome
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