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「Galaxy Watch」はApple Watchの対抗馬になりえるか?

iPhoneともペアリングできます

井上晃(AKIRA INOUE)
2018年11月24日, 午後12:00 in galaxy watch
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Galaxy Note9と共に発表され、10月25日に発売開始となったサムスンのスマートウォッチ「Galaxy Watch」。その名の通り、基本的にはGalaxyシリーズとペアリングして運用するのがオススメですが、iPhoneやAndroidでも利用可能です。

同じく今秋に新モデルが発売された「Apple Watch」とも緩やかに比較しつつ、実際に使ってみました。

Gallery: Galaxy Watchを使ってみた | 20 Photos

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Galaxy Watchも2サイズから選択できる

Galaxy Watchは、46mmモデルと42mmモデルの2種類で展開されています。ケースのカラーは、46mmモデルが「Silver」の1色、42mmが「Midnight Black」「Rose Gold」の2色から選択可能です。ケースはラウンドタイプで、側面は金属製、肌に触れる部分は樹脂製になっています。

ITコンシェルジュ▲46mmの「Silver」(左)と、42mmの「Midnight Black」(右)。Silverのケースがややオレンジに見えるのは撮影時の照明によるもの

ラウンドタイプのスマートウォッチは実際のサイズ感を想像しづらいと思いますので、ひとまず幅を測定してみました。公式ページにあるような厳密に測定した仕様とは異なりますが、大きい方が幅5cm弱、小さい方が幅4cm強だと言えば、装着時のリアルな大きさをイメージできるでしょう。

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また、「Apple Watch Series 4」の44mmモデルと並べてみると、Galaxy Watchの42mmモデルがそれに近いサイズ感であることがわかります。

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見た目はゴツいけれど意外と重くありません

スマートウォッチ選びでは、長時間身につけたときの快適さが重要。特に気にして欲しいのが「重さ」です。公式サイトの記述によれば、ストラップを除いたケースだけの重さが46mmモデルで約63g、42mmで約49g。

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ストラップをつけた状態で、キッチンスケールを使ってざっくりと重さを測ってみたところ、46mmモデルが約82g、42mmが約62gでした。特に42mmモデルについては、スマートウォッチとしてもそこそこ軽い部類に入ります。ランニングなどのスポーツ用途で使っても、違和感はありません。ちなみに、Apple Watch Series 4の44mmモデル(アルミニウムケース&スポーツバンド)が約66gです。

ただし、さらに軽い部類として、Apple Watch Seires 3の38mmモデル(アルミニウムケース&スポーツループ)=約36g、Fitbitのハイエンドモデルである「Fitbit Ionic」=約47gといった選択肢も存在します。軽さを追求したい場合には、これらもお忘れなく。

ストラップは22mm/20mm幅で付け替え可能

Galax Watchの標準ストラップはシリコン製で適度に柔らかく、普段使いなら長時間装着しても不快さはありません。内側は緩やかにアーチを描いている形状となっており、フィット感がありつつも、べったりと腕に張り付くこともなく、快適に使用できました。ただし、通気性はさほど高くありませんので、長距離をランニングする際など、大量の汗をかく場合には蒸れることもあります。

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大小2サイズのストラップが同梱されているので、腕のサイズに応じて選択できるのもポイントです。また、Galaxy Watchの46mmモデルは22mm幅、42mmモデルは20mm幅のストラップにそれぞれ互換性があるので、利用シーンに応じて交換可能。取り外しに工具などは必要なく、ピンをスライドさせて着脱する仕様です。

「Galaxy Wearable」 アプリでペアリング

Galaxy Watchは「Galaxy Wearable」というアプリでスマートフォンとペアリングします(※)。Galaxyシリーズのスマートフォンだけでなく、Android 5.0以上、RAM1.5GB以上を搭載するAndroid端末、iOS 9.0以上のiPhone 5以降の端末とも互換性があります。ただし、Galaxy以外では、一部の機能は利用できなくなるのでご注意を。また、連携機能は一切使えなくなりますが、スマートフォンとペアリングしないで使用することも可能です。

※iOS向けには「Samsung Galaxy Watch(Gear S)」というアプリが提供されていて、その中にGalaxy Watchの選択肢があります

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本記事では「Galaxy S8」とペアリングし、以下の検証を行っています。

Gear Sシリーズから受け継ぐベゼル操作

今季から「Galaxy Watch」へとブランドが一新されましたが、基本的な操作体系は従来展開してきた「Gear S」シリーズと共通しています。最大の特徴はベゼルを回して操作できること。OSには「Tizen Based Wearable OS 4.0」が搭載されており、UIもベゼルを回すスタイルに最適化されています。

ホーム画面からベゼルを左右に回転させると、自身でカスタマイズできるウィジェットや、通知画面を選択できます。画面を選択するには、ディスプレイをタッチします。さらに、機内モードなどの切り替え操作を行ったり、電池残量を確認したりするには、画面上部を下へスワイプし、スイッチを表示すると素早く扱えます。

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ハードウェアボタンは右側面に2つ備わっており、上側が一つ戻る操作を担う「戻るキー」、下側がホーム画面に戻る操作などを担う「ホームキー」です。

文字盤の種類が豊富に用意されている

文字盤は、デフォルトだとアナログ時計風のデザインになっています。画面が表示されている間は秒針が時を刻む音が再現されるのがユニークです。設定には「カチカチ音」という項目があり、オフにもできました。ディスプレイは360x360ピクセルで、解像感に不満はありません。

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こうした文字盤を変更するには、画面を長押しするか、ペアリングしたスマートフォンの「Galaxy Wearable」アプリから操作すればOK。標準で用意されている文字盤は以下のようになります。

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ちなみに、これ以外の文字盤をストアからインストールして追加することも可能。複数のコンプリケーションを配置できるApple Watchと比べると限定的ではありますが、目的に特化した機能を備える文字盤も用意されています。

運動用途で使うなら独自の魅力も

Galaxy Watchの背面には、光学式の心拍センサーが搭載されており、ランニングなど運動をトラッキングできます。

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印象的だったのは、街中を歩いていても問答無用で運動していると判定されて「その調子です!」みたいなノリで背中を押してくれること。測定結果は自動で保存されるので、記録忘れも完全に無くなります。

Apple Watchだと記録するかどうか確認する操作が必要になるのですが、Galaxy Watchではそれすら不要。1回の画面タップさえ煩わしい、と感じるズボラな人には相性が良いかもしれません。こうした強引さもスマートウォッチではプラス要素です。

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もちろん手動で測定を開始することも可能でう。試しにランニングで使用してみましたが、42mmのGalaxy Watchだと、ディスプレイサイズは1.2インチ(約3cm)。情報が大きく表示され、視認性はかなり良好でした。シンプルゆえに見やすいという印象。信号などで立ち止まると、自動で計測も一時停止になります。

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そのほかGPSをサポートしており、ペアリング中のスマートフォンを携帯しなくても、走行経路を記録してくれます。IP68の防水防塵性能を備え、5気圧/50メートルやMIL-STD-810Gにも対応。雨天でも気にせず使用可能です。スポーツウォッチとして必要なスペックは備わっていると言えます。

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▲頻繁に利用するアクティビティをウィジェットに設置できる

また、対応するアクティビティは39種類以上。例えば、筋力トレーニングの回数計測なども利用可能です。スクワットやデッドリフトの目標回数を決めておき、測定をスタートすると、体の動きを感知して計測が開始されます。頻繁に利用する項目をウィジェットとして配置しておける扱いやすさも◎。

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▲筋トレで使うこともできる。まぁ本格的にやるとグローブ使うから邪魔になる場合もあるけど......

測定した結果は「S Health」アプリから確認可能です。飽きないように運動習慣を維持させてくれる取り組みとして月間チャレンジなども開催されていて、「アボカド」とか「ムーンライト」など、つい気になって挑戦してしまいそうなネーミングです。

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▲「S Health」で記録を確認(左)。ランニングの経路やペースなどの情報(中)。「Together」画面にあるチャレンジの例(右)

屋内ならスマホの子機として使える

Galaxy Watchでは、電話を受けられます。例えば、リビングにスマホが置いてあるまま、キッチンでウォッチから応答するといった具合。ただし、モバイル通信はできないので、使えるシーンは限られます。実際に試してみたところ、スピーカー・マイク共に静かな室内では問題なく利用できる音量でした。通話中はベゼルを回転させることで音量が変わります。

スマホを持たずにランニングへ頻繁に出かけるような人ならば、LTEに対応するApple Watchの方がちょっとした連絡や緊急時の通報ができるので安心感があるはず。しかし、家の中や社内で利用する程度ならこれでも十分です。

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また、メールの内容が通知で全文読めることも便利です。スクロールとベゼル操作の相性は抜群。最下部には返信の定型文も用意されているので、とりいそぎの返信も行えます。ただし、デフォルトの定型文は「嫌い」とか「はい」とか微妙なものが多いので、カスタマイズは必須でしょう。

とはいえ日本語の音声操作は未熟

文字入力については、キーボードのほか、音声入力にも対応します。ただし、日本語の音声入力精度はApple Watchと比べると劣ります。短い文ならなんとかなりますが、それでも何度か入力のやり直しが必要なレベルでした。

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音声操作については、ホームキーを2通しするとGalaxyの音声アシスタント「Bixby」が表示されます。しかし、同機能は日本語に対応していないので、使うとしても英語になってしまう点が惜しい......。

ホームキーの2度押しで起動する機能は設定からカスタマイズできるので、頻繁に使用するアプリ、例えば天気予報やニュースなどに変更しておくことをおすすめします。

スタミナは十分で省電力モードも

バッテリー容量については、46mmモデルが472mAh、42mmモデルが270mAhとなっています。42mmモデルを終日つけてみたところ、標準的な使用法で20-50%くらいはバッテリーが残っていました。もちろんGPSなどを多用すると減りは早まるかもしれませんが、普段使いならば十分なスタミナだと思います。

また、各種機能をほとんど利用しないミニマムな使い方をしてみたところ、丸一日使っても75%ほどのバッテリーが残っていたので、1泊2日の旅行くらいなら持ちこたえてくれるでしょう。

さらに、時刻表示と歩数、および通知確認以外の機能が使えなくなる「省電力モード」を活用すれば、バッテリーが少なくなったときでも、時計として最低限の役割を果たしてくれるはずです。

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▲省電力モードの画面表示

充電方法は簡単で、同梱のワイヤレス充電ドックに置くするだけ。これは長く使い続ける上で非常に重要なポイントです。外したときの置き場所が定まることで、習慣化できるというメリットもあります。なお、充電ドックに「Galaxy Watch」を置くと、画面表示も自動で横向きに切り替わりました。

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Bixbyが日本語未対応であることなど、一部惜しいところはありますが、そこにこだわらないのであれば、魅力的なモデルだと思います。本記事で紹介していない機能も実はまだまだたくさんありますし、Galaxyユーザーならとりあえず買って損はありません。価格は、46mmモデルが4万2984円、42mmモデルが4万824円。ちなみに同機はAmazon.co.jpのほか、au Online Shopでも取り扱われています。

一方、iPhoneや、Galaxy以外のAndroid端末では使える機能が制限されてしまうので、その点は意識しておく必要があります。iPhoneユーザーならApple Watch、AndroidユーザーならWear OSのデバイスの方が相性は良いです。「デザインが気に入った! 通知が手元で見れて、電話の子機として使えるならそれで十分」みたいな場合のみ検討するのが良いのではないでしょうか。


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