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ズルトラ難民のために日本発売熱烈希望な「HUAWEI Mate 20 X」実機レビュー

スマホシェア1位を獲得するためにもぜひご検討を!>ファーウェイ様

ジャイアン鈴木, @giansuzuki
2018年12月1日, 午前08:30 in Android
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ファーウェイは11月28日、7nmプロセスで製造した最新SoC「Kirin 980」を採用し、超広角を含むLeicaトリプルカメラを搭載する「HUAWEI Mate 20 Pro」を発表しました。だがしかし、グローバルで同時発表されていた7.2インチ大画面ディスプレイを搭載した「HUAWEI Mate 20 X」への言及はまったくなし。がっくし。



「Xperia Z Ultra」......愛称ズルトラ難民たちの夢はついえてしまったのでしょうか? でもこのまま諦めてしまうには、あまりにもMate 20 Xは魅力的な端末。というわけで今回は実機を入手したので、日本正式発売の熱烈な思いを込めたレビューをお送りします。届け、この想い!

Engadget
今回入手した実機は中国向け端末。有線LANアダプターを接続して試用しました

Mate 20 XとMate 20 Proは兄弟モデル。SoC、メモリ/ストレージ容量、カメラのスペックは同一です。異なっているのは、まずディスプレイ。どちらもDCI-P3の色域に対応した有機ELディスプレイを搭載していますが、Mate 20 Xは7.2インチで解像度が2244×1080ドット(346ppi)、Mate 20 Proが6.39インチで3120×1440ドット(538ppi)。つまりMate 20 Xのほうがディスプレイは大きいですが、Mate 20 Proのほうが解像度は高いわけです。

もちろんサイズ、重量も異なります。細かいスペックは下記の表をご覧ください。

 HUAWEI Mate 20 XHUAWEI Mate 20 Pro
ディスプレイ7.2インチ有機EL(DCI-P3対応)6.39インチ有機EL(DCI-P3対応)
画面解像度2244×1080ドット(346ppi)3120×1440ドット(538ppi)
サイズ(幅×高さ×厚さ)85.4×174.6×8.15mm72.3×157.8×8.6mm
重さ約232g約189g
OSAndroid 9/EMUI 9.0
CPUHUAWEI Kirin 980(8コア、2.6GHz×2+1.92GHz×2、1.8GHz×4)
内蔵メモリー6GB(地域によって8GBモデルも用意)
内蔵ストレージ128GB(地域によって256GB版も用意)
外部メモリーHUAWEI NM Card(最大256GB)
背面カメラ広角4000万画素(f/1.8)+超広角2000万画素(f/2.2)+望遠約800万画素(f/2.4)、AIS対応
前面カメラ2400万画素(f/2.0)
電池容量5000mAh4200mAh
防水/防塵非対応IP68
生体認証指紋認証、顔認証ディスプレイ上指紋認証、3D顔認証
Qi非対応対応
USB端子Type-C(USB 3.1 Gen1)
イヤホン端子ありなし
カラバリファントムシルバー、ミッドナイトブルーミッドナイトブルー、トワイライト、ブラック(SoftBank専用)、エメラルドグリーン(日本未発売)

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▲左がMate 20 X、右がMate 20 Pro。質感には差は感じられません

大きく異なるのは「イン・スクリーン指紋認証」と「3D顔認証」機能、防水・防塵機能、Qiによるワイヤレス充電機能がMate 20 Proのみに搭載されていること。これらの機能のうち、どれかひとつでも必須なのであれば、Mate 20 Xは選択肢から外れます。まあ日本での発売が発表されていない現時点では、選択肢にすら入ってこないのですけども。

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▲ドットプロジェクター、2400万画素RGBカメラ、投光イルミネーター、近接センサー、照度センサー、IRカメラで構成される「HUAWEI 3D深度感知カメラシステム」。これにより実現される「3Dライブオブジェクトモデリング」機能は、Mate 20 Xでは使えません。ちょっと残念なポイントです。そのぶんMate 20 Xはノッチが小さいですけども......

さて、Mate 20 XとMate 20 Proはサイズ/重量以外にも細かな違いがあります。カードトレイがMate 20 Xは左側面、Mate 20 Proは底面にあるのはまあどうでもよいプチ情報として、実はMate 20 Xには3.5mmイヤホンジャックが残されています。これを歓迎する方は多いのではないでしょうか?

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▲Mate 20 Xの本体前面。「HUAWEI 3D深度感知カメラシステム」は搭載されていませんが、ノッチが小さいという長所があります

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▲本体背面。カメラは、広角4000万画素(f/1.8)+超広角2000万画素(f/2.2)+望遠約800万画素(f/2.4)、AISにも対応、Mate 20 Proと同じスペックです

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▲本体上面。3.5mmイヤホンジャックが用意されています

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▲本体底面にはUSB Type-C(USB 3.1 Gen1)コネクタが配置

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▲本体左側面。nanoSIMカードとHUAWEI NM Cardを装着するためのカードトレイがあります

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▲本体右側面にはボリュームボタンと電源ボタンを装備。赤く縁どられた電源ボタンがデザイン上のアクセントになっています

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▲パッケージには、本体、ACアダプター、USB Type-Cケーブル、イヤホン、TPU製ケース、説明書、SIMピンが同梱されています

さて、ここまでサイズ以外のスペックではMate 20 Proより見劣りするMate 20 Xですが、ひとつ大きなアドバンテージがあります。それはデジタルペン「M-Pen」が使えること。Galaxy Noteシリーズほどアプリは充実していませんが、M-Penのグリップ部分のボタンを押しながら画面をワンタップすれば、ロック状態でもメモ帳が起動して、すぐにメモ書きが可能です。

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▲4096段階の筆圧感知に対応。画面サイズが大きいのはGalaxy Note9に対するアドバンテージですが、やはりペンをしまえないのは不便ですね。あと個人的にはペン先がかなり硬く感じられました

なお「Microsoft Pen Protocol (MPP) 1.51」、「Wacom Active ES technology」、「Wacom Active ES technology (AES) 2.0」に対応するデル製デジタルペン「Dellプレミアム・アクティブ・ペン(PN579X)」を試してみましたが、どのモードでもまったく反応しませんでした。Mate 20 Xでデジタルペンを使いたい場合、M-Pen以外の選択肢はないようです。

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▲上がDellプレミアム・アクティブ・ペン、下がM-Pen。すべてのデジタルペンの規格が統一されてほしいものです

さて、各種ベンチマークも計測してみました。スコアは「AnTuTu Benchmark」が306465、「Geekbench 4」のMulti-Core Scoreが10107、Computeが9588、「3DMark Sling Shot Extreme」のOpenGL ES 3.1が4248、Vulkanが4364という結果。

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▲「AnTuTu Benchmark」が306465

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▲「Geekbench 4」のMulti-Core Scoreが10107

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▲「Geekbench 4」のComputeが9588

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▲「3DMark Sling Shot Extreme」のOpenGL ES 3.1が4248、Vulkanが4364

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▲AnTuTu Benchmarkのランキングでは、Mate 20 Proとほぼ同等のスコアを記録しています

AnTuTu Benchmarkのランキングを参照すると、Mate 20 XとMate 20 Proに誤差以上のパフォーマンス差は見られませんでした。グラフィックスベンチマークでは、ディスプレイ解像度が低いMate 20 Xのほうがスコアが高くなる可能性はありますが、両者の処理性能はほぼ同等と考えてよさそうです。
(2018年12月1日追記)記事初出時ベンチマークを、「パフォーマンスモード」をデフォルトの無効に設定したままで実施しておりました。そのためパフォーマンスモードを有効にして再計測しました。お詫びして訂正いたします

に限ると思ったより速くないというのが正直なところ。ランキングを見るとMate 20 Proが30万を超えているのも不思議です。Mate 20 XとMate 20 Proに本当にこれだけのスコア差があるのかどうかは現時点ではわかりませんが、おそらくこの記事のあとにEngadget日本版に掲載されるであろうMate 20 Proの詳細レビュー記事のベンチマーク結果を待つことにしましょう。

カメラ画質については実際に撮影した写真をご覧ください。今回は撮り比べなどはしていませんが、少なくともアウトカメラについては同じスペックなので、Mate 20 XとMate 20 Proで画質差は出ないはずです。ただインカメラについては「HUAWEI 3D深度感知カメラシステム」を搭載しているMate 20 Proのほうが、ポートレートモードの精度が優れている可能性はあります。

Engadget
※広角カメラで撮影
焦点距離: 3.95mm (35mm換算焦点距離: 27mm)
シャッタースピード: 0.002s (1/413)
F値: f/1.8
ISO感度: 50
露出モード: Program (auto)
測光方式: Pattern


Engadget
※広角カメラで撮影
焦点距離: 3.95mm (35mm換算焦点距離: 27mm)
シャッタースピード: 0.010s (1/100)
F値: f/1.8
ISO感度: 100
露出モード: Program (auto)
測光方式: Pattern


Engadget
※広角カメラで撮影
焦点距離: 3.95mm (35mm換算焦点距離: 27mm)
シャッタースピード: 0.000434s (1/2304)
F値: f/1.8
ISO感度: 50
露出モード: Program (auto)
測光方式: Pattern


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※超広角カメラで撮影
焦点距離: 3.95mm (35mm換算焦点距離: 16mm)
シャッタースピード: 0.001s (1/906)
F値: f/2.2
ISO感度: 50
露出モード: Program (auto)
測光方式: Pattern


Engadget
※望遠カメラで撮影(3倍)
焦点距離: 2.40mm (35mm換算焦点距離: 81mm)
シャッタースピード: 0.000721s (1/1387)
F値: f/2.4
ISO感度: 50
露出モード: Program (auto)
測光方式: Pattern


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※望遠カメラで撮影(デジタルズーム10倍)
焦点距離: 2.40mm (35mm換算焦点距離: 270mm)
シャッタースピード: 0.002s (1/527)
F値: f/2.4
ISO感度: 50
露出モード: Program (auto)
測光方式: Pattern


Mate 20 XはMate 20 Proと差別化が図られているところが多々ありますが、スマホとしての基本性能には変わりなく、大型ディスプレイには一定の需要が見込めるはずです。山根博士も「20万円超えの「Mate 20 RS」と7.2インチの巨大スマホ「Mate 20 X」、どちらも日本発売希望」と語っていたとおり、ワタシも日本での発売を強く希望します!


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