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フォーミュラE、マシンが速くなる「アタックモード」用レーンを設置へ。シーズン5開幕戦は12月15日

マリオカートのダッシュパネル的な

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年12月5日, 午前05:50 in Transportation
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電動フォーミュラカーによるモータースポーツ、フォーミュラEは、12月15日よりシーズン5(2018~19年シーズン)が開幕します。今シーズンの目玉は、まず各チームが使用するマシンが"フォーミュラカー"の枠を超えた未来的デザインの「Gen2」に進化します。

そしてもうひとつ、新たなフィーチャーが導入されることになりました。「アタックモード」と呼ばれるその新フィーチャーは、レース中にコース内に設置されたアクティベーションゾーンを通過することでモーター出力を一時的に引き上げて追い越しをしやすくします。


ドライバーは、レースの2周め以降ならいつでもこのアタックモードを利用することができます。ただしそのためには、ステアリングに取り付けられたアタックモード用のボタンを押し、一般的な走行ラインから外れたところにあるアクティベーションゾーンの上を通らなければなりません。

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そしてゾーン上3か所に設置したセンサーがきちんと通過判定をすれば、マシンの出力が通常の200kW(約268hp)から225kW(約302hp)にまで引き上げられ、ライバルよりも鋭い加速が得られるようになります。ただ、アタックモードを何度も使えば、大幅なバッテリー消費を招き、最悪はレースを完走できないなどということもあるかもしれません。各ドライバーがこれをレース中に繰り返し使うのか、ここぞ!というときの切り札的に使うのかは、実際のレースを見るまではわかりません。

観客やテレビ視聴者は、ドライバーがアタックモードを使っているかどうかは、コクピット周囲に設置されるドライバー保護器具"ヘイロー"に取り付けられたLEDが、青色に光ることで判断できます。また、テレビ視聴者向けには、アクティベーションゾーンはテレビ中継ではコース上にCG合成で描かれるとのこと。
ちなみに、レース前のファン投票で上位に選ばれたドライバーにだけ与えられる追い越しモード"ファンブースト"は、シーズン5以降も引き続き提供されます。ファンブースト仕様時は、ヘイローのLEDが紫色に点灯するとのことです。

最近はモータースポーツにもeSportsの波が押し寄せ、リアリティを追求したドライブシミュレーター「グランツーリスモSPORT」を使ったFIA認定の選手権が開催されました。一方で、現実世界のレースであるフォーミュラEが、なんともテレビゲーム的なギミックをレースに盛り込んでくるというのは面白いところ。

一説にはテレビゲーム「マリオカート」のダッシュパネルを参考にしたとも言われるアタックモードが、フォーミュラEのレースを面白くするのか、はたまた台無しにするのか。

フォーミュラEシーズン5開幕戦、ディルイーヤePrix(サウジアラビア)は12月15日に開催されます。今シーズンは日本から日産がフォーミュラEに参戦します。気になる方は、テレビ放送などでチェックしてみてはいかがでしょうか。


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