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自分の意思で光に向かう「ロボット植物」ElowanをMITが発表。自然とテクノロジーの融合を目指す研究の一環

植物は天然のセンサー

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年12月6日, 午後08:15 in robots
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MITが植物の発する生体電気信号を読み取り、植物が自ら光に向かって移動できるハイブリッドプラント Elowanを発表しました。

光合成を行う植物にとって、光は必要不可欠。このため、常に植物に光が当たるよう、外部センサを使って鉢植えを移動させるといったこともしばしば行われています。

Kibidangoでクラウドファンディングが行われている6足歩行ロボットのHexaも、もともと植物が移動出来たらと考え作られたとか。


しかし、植物には光に向かって枝葉を伸ばし、成長する性質があります。これを利用すれば、外部センサーを使わずとも光の方向を検出可能なはずです。

MITの開発したElowanは、これを実現するもの。植物は光や重力、温度、あるいは外部からの刺激などを受け生体電気信号を発するとのこと。Elowanは、植物の茎や葉に電極を設置してこの電気信号を読み取り、そこから光に反応している方向を割り出して、鉢植えを載せているロボットベースを移動させる仕組みです。

例えて言うならば、「脳インプラントによって思考由来の信号を検知し、自ら乗る車椅子を動かす」ようなイメージです。



自然界には、今回の植物の光センサーの他にも、環境内の変化を検知したり、自己再生や自己増殖を行うような仕組みも存在しています。Elowanは、これら自然界に存在しているものを利用し、デジタルとのハイブリッド化を目指す研究の一環だとのこと。そしてこの仕組みは将来、新しい防衛メカニズムに応用できるかもしれないともしています。

本当にそんな応用が利くのかは定かではありませんが、国境を植物の壁が守り、侵入する外敵をツタが叩き落とす。そんな未来がやってこないことを祈るばかりです......。


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