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HDMIケーブルを駆逐? 4Kで『遅延ゼロ』の最新Wi-Fi、Snapdragon 855が対応

ワイヤレスでも高画質映像を転送

小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2018年12月7日, 午前11:30 in qualcomm
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米国ハワイ州で開催中のSnapdragon Tech Summitより。クアルコムは次世代モバイルSoC「Snapdragon 855」を発表。同SoCがモバイル向けとして初めて、60GHz帯の最新Wi-Fi「IEEE 802.11ay」に対応することを明かしました。

発表会場では、60GHz帯のWi-Fiを使い、スマホのゲーム画面を大型ディスプレイに無線伝送するデモを実施。解像度はHDでしたが、「802.11ay」は規格上4K映像まで対応します。なお、Snapdragon 855では最大10Gbpsまでの「802.11ay」無線通信をサポートします。

デモを体験してみると、スマホでの操作と、大型ディスプレイの動きに寸分の遅延も感じません。物理的に僅かな遅延はあるのでしょうが、全く体感できないレベルです。映像も滑らかで、有線で接続していると思えるほど。ブースの担当者も『遅延はゼロと思っていい』と語ります。

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▲Snapdragon 855は60GHz Wi-Fiの最新規格「802.11ay」に対応

なお、一般的なWi-Fi(2.4GHz / 5GHz)よりも高周波数な60GHz帯を使用しているため、間に障害物があると接続が途切れます。実際にスマホとテレビ(受信機)の前を人が横切ると映像が一瞬途切れました。しかし、接続はすぐに再開されるため、あまり気になりません。

engadget
▲大型モニタとの間に人が横切ると、映像は一瞬途切れる


別に有線でいいのでは? と思うことも

一方で、ゲーム以外のユースケースには疑問も残ります。筆者はスマホを外付けモニタに繋ぐことがほぼ無いため「別に有線でいいのでは」と思ってしまいます。また、遅延や画質の粗さを許容すれば、Miracastといった既存のワイヤレス映像規格も利用できます。

でも、例えばプレゼンの際に、ケーブル不要でスマホだけでサッと高品質な映像を再生できるのは便利かもしれません。また、ノートPCを外部モニタに接続したい時に、わざわざケーブルに繋がなくても、遅延ゼロで4Kモニタにつながるのは便利ではないでしょうか。何より、ケーブルレスのほうが煩わしさが減るのは確かです。

対応デバイスが乏しい課題はありますが、同規格の採用が広がれば、HDMIケーブルといった映像ケーブルの立場を脅かす可能性もありそうです。

▲スマホを外部モニタに繋ぐ「PCモード」も快適になりそう


関連キーワード: 802.11ay, display, qualcomm, snapdragon855, wi-fi
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