Sponsored Contents

chromeの最新記事

Image credit:
Save

MozillaのCEOがEdgeブラウザのChromiumベース移行を批判。Googleによるネットインフラ支配に警鐘

Firefoxのピンチでもあり

Kiyoshi Tane
2018年12月8日, 午後01:35 in Chrome
291シェア
46
165
0
80

連載

注目記事

スマホ+リコー「GR III」の併用がもたらす納得感。特別な時以外にも持ち歩きたくなるデジカメの価値(本田雅一)
16

スマホ+リコー「GR III」の併用がもたらす納得感。特別な時以外にも持ち歩きたくなるデジカメの価値(本田雅一)

View

マイクロソフトがWindows 10標準ブラウザのEdgeをChromiumベースのブラウザへと変更することが正式に発表されましたが、この方針に対して人気ブラウザの一角を占めているFirefoxを擁するMozillaのCEOクリス・ビアード氏が公式ブログで見解を述べています。
「さようなら、EdgeHTML(Edgeブラウザの独自レンダリングエンジン。Chromiumベースとなることでお払い箱になる)」と題されたエントリでは、「マイクロソフトは独立した共有プラットフォームを諦めている」「オンライン世界の支配権をGoogleに引き渡した」として、自らの事業への脅威とともにWebブラウザの多様性が失われることへの警鐘を鳴らしています。

ブログ記事では「ビジネス上の観点からは、マイクロソフトの決定は理にかなっているかもしれません。(Chromiumプロジェクトを主導し、Chromeを開発する)Googleは、オンライン世界のインフラストラクチャをほぼ完全に握っているため、EdgeHTMLを継続して開発しても利益を上げることはできません」として、株主の利益を守る上でも理解を示しています。

実際、米大手調査会社Net Applicationsのデータでも、今年11月時点でのWebブラウザ市場に占めるChromeのシェアは63.60%におよび(StastiStaでは約68%)Edgeは(いずれの統計でも)約4%に過ぎません。

しかし、ビアード氏は社会的、市民的、個人的なエンパワーメント(構成員の一人ひとりが必要な力を持つべきという考え)観点から、実質的にオンラインのインフラ制御が単一の企業に委ねられるのは酷いことだ。それこそがMozillaが存在する意義だと力説。「インターネットとオンライン世界の健全性は競争と選択に依存する」ために、Googleと競合するのだと訴えています。

マイクロソフトの決定は、Firefoxの繁栄をより困難にするだろうか?ビアード氏はその可能性はあるとした上で、Googleをこれ以上強力にすることは危険であり、Firefoxがリリースされる以前の2000年代前半にマイクロソフトがブラウザを独占していたような事態が再び起こるかもしれないと述べています。

最後に改めて、ビアード氏はFirefoxをデフォルトのブラウザとして1週間試してくださいとアピール。たしかに氏の訴えは自らの企業の存立を守るための私益は含まれてはいますが、同時に「より多くの選択肢、より多くのセキュリティオプション、より多くの競争」を生み出すことで、1つの企業への支配の集中を避けるべきとの考えはかなりの説得力があるかもしれません。






CAREERS TechCrunch Japan
連載:KAKEHASHI取締役CTO海老原氏に聞くスタートアップへの転職


 


広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

291シェア
46
165
0
80

Sponsored Contents