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カリフォルニア、2040年までに無公害バスへ完全移行。州の温室効果ガス排出を40%削減

交通部門からの温室効果ガス排出が増加しているとのこと

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年12月17日, 午後06:00 in Transportation
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カリフォルニア州大気資源局が、2040年までに州内のバスをすべてゼロ・エミッション化することを全会一致で決定しました。移行は2029年から本格化する予定で、州は助成金に加えて、排ガス偽装問題にともなう州の大気浄化法違反でフォルクスワーゲングループを訴えた裁判の和解金を、補助金として活用します。

ディーゼルや天然ガスで走るバスに比べて、EVや水素燃料電池式のバスはイニシャルコストが高くつく傾向があります。しかしその分、燃料代やメンテナンスは安価になり、自らの排気ガスで車体が黒く汚れることもありません。

現在、カリフォルニア州には153台のゼロ・エミッションバスが運行しており、さらに数百台が納入待ちの状態とされます。これらのほとんどはEVですが、一部には水素燃料電池を搭載するバスも含まれるとのこと。とはいえ、全体で見れば州内には1万2000台のバスが走っており、これをすべて置き換えるコストは莫大なものになりそうです。

カリフォルニア州交通協会(California Transit Association)はゼロ・エミッションへの移行について反対するものではないものの、その燃費や性能はまだ既存のバスを上回ることはなく、コストは高くつくと考えているとのこと。

とはいえ、交通・輸送セクションはカリフォルニア州が排出する温室効果ガスの40%、スモッグ形成汚染物質の80-90%を占めており、その量は増加しているとAPなどは伝えています。

カリフォルニア州は一般向けの自動車と同様、電気および水素燃料電池バスが、従来型を置き換えるのに十分なコスト効果を得られることに賭けました。厳しすぎず緩すぎない移行期限の設定は、適度な技術の進歩を促すために設定されるものだと考えられます。バス会社は、引き続き州の道路を走り続けるためには、バスを改善し置き換えていくほかに選択肢はなさそうです。




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