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太陽系で最も遠いピンク色の星「Farout」みつかる。約180億kmの彼方、「惑星X」発見にもつながるか

ふぁー

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年12月19日, 午前10:50 in space
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太陽系に新たな、最も遠い天体が発見されました。「Farout」とニックネームが付けられたその天体は直径500kmほどの大きさで、ピンク色に見えることから氷が表面に豊富にある可能性が高いとのこと。

太陽からの距離は120AU(約180億km、太陽から地球までの距離が1AU)とされ、これまで最も遠い太陽系の天体とされていたていた準惑星エリスの93AUよりもさらに遠くに位置します。120AU(約180億km)がどれぐらい遠いかは、この間太陽風が届かない星間空間に達したボイジャー2号と太陽の距離が約177億kmだといえば、わかりやすいかもしれません。

Faroutを発見したのは米カーネギー研究所、ハワイ大学、ノースアリゾナ大学などからなるチームで、日本の国立天文台のハワイ観測所が持つすばる望遠鏡でその存在を発見、チリにある巨大マゼラン望遠鏡でもそれを確認できたことから新たな天体として"2018VG18"という名称がつけられました。このチームは10月にも"2015 TG387(ゴブリン)"を発見しています。

なお、Faroutがこれまでに発見された太陽系天体のなかで最も遠い天体だということに違いはないものの、だからといって120AUよりも遠くを通る天体がないわけではありません。たとえばセドナは、軌道上の最も遠いところ、つまり遠日点の距離が約900AUという、とてつもない長楕円軌道を周回します(近日点は76AU)。

Faroutは非常に太陽から遠いため、地球から観測しても他の太陽系の星々に比べて非常にゆっくりと動いているように見えます。また太陽から遠ければ公転周期も長くなり、Faroutのそれは1000年以上になる可能性があるとされます。

天文学者は、Faroutやセドナなどの小さな天体が数十~数百AUという遠い位置に存在する理由を説明するのに、数千AUのところにあると考えられている巨大な "惑星X"(または"第9惑星")を探しています。これからも見つかるであろうFaroutのような星の軌道を詳しく調べていけば、"惑星X"の位置を推測し、いつか作られるであろう超高性能な望遠鏡でその姿を発見できるかもしれません。




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