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iOS 12.1.2に中国限定の更新箇所が発見。やはりクアルコム特許対策か

強制終了したアプリが真ん中に向かって縮小してます

Kiyoshi Tane
2018年12月20日, 午後08:30 in Apple
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アップルは先日、iPhone/iPad向け最新システムソフトウェアiOS 12.1.2をリリースしました。
その後、本バージョンの中国向けリリースノートだけで言及されている項目が見つかったことから、これが中国の裁判所による旧モデルiPhoneの販売禁止命令に対応したものではないか、との推測を呼んでいます。

この販売禁止命令とは、今月11日、中国・福建省の裁判所が下した、iPhone旧モデルの一部がクアルコムの特許2件を侵害していると判断したことにより販売を差し止める仮処分です。今回発見された中国限定のアップデート箇所は、いくつかの状況証拠からこの特許侵害に関係あるものと思われる、というわけです。

中国向けiOS 12.1.2のリリースノートのうち、他の国向けには見られない箇所は次のとおりです(翻訳済み)。

  • アプリの強制終了時のアニメーションを変更
  • 連絡先と壁紙設定のシェアシートを更新

このうち特許侵害に対応したと思われるのが、前者の(アプリスイッチャーによる)アプリ強制終了時のアニメーション変更です。

上記の裁判で侵害があったと判断された特許は「写真のサイズ変更やタッチスクリーン上でのアプリケーションの管理に関するもの」と報じられていましたが、本変更はおそらく後者の(アプリケーションの管理)に対応したもの。

具体的には、日本版iOS 12.1.2でアプリ一覧から強制終了(いわゆるタスクキル)をした場合、おなじみの「アプリ画面が上下に動いて消える」挙動を示します。しかし今回の中国版では「画面の真ん中に向かって縮小」するような動きを見せています。




さらにアップル関連情報サイトMacRumorsの編集長Eric Silvka氏は、本バージョンのビルド番号にも注目しています。最新ベータ版が16Dだったのに対して、正式リリース版が16Cにと、戻っているようにも思えることから、アップルがクアルコム特許の侵害および緊急を要するバグ修正のために急きょ配信したと推測。そして本来のiOS 12.1.2は後ほどiOS 12.1.3としてリリースするだろうと述べています。


そもそもアップルは先週、裁判で認定された特許侵害を避けられるアップデートを提供すると声明を発表していました。今回の配信によりおそらくその約束が守られたわけですが、対してクアルコムはソフトウェアアップデート後も、依然として裁判所の命令に違反しているとの見解を示しています

状況としてはまだまだ余談を許さなそうなこの問題。今後、中国の裁判所がどう対応し、アップルとクアルコムの訴訟がいかに展開していくのか、注視していきたいところです。

Source: MacRumors
関連キーワード: apple, AppleRumor, ios12.1, iphone, patent, qualcomm
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