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オピオイド依存者の過剰摂取を予防するリストバンド「HopeBand」発表。光や音、テキストでユーザーに警告

オーバードーズの徴候を検出

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年12月29日, 午前06:50 in Wearables
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米国では1999~2016年の間に、薬物過剰摂取による死亡者数が約3倍にも膨れ上がりました。最も多いのが鎮痛薬のオピオイドで全体の半分以上を占めており、今年2018年の数字を上げれば1日あたり115人以上がオピオイドの過剰摂取で命を落としました。

こうした状況を改善するため、カーネギーメロン大学の学生はオピオイドの摂りすぎをユーザーに警告するウェアラブルデバイスを開発しました。

オピオイドは麻薬性鎮痛薬などに含まれる成分で、神経に存在するオピオイド受容体に反応することで神経伝達を抑制し、鎮痛作用をもたらします。一方で副作用として使用者の気分を高揚させ不安感をなくすことから依存症に陥る人が出てしまう問題があります。

薬物依存になってしまった人は、より強い刺激をもとめて次第に薬物の使用量を増やしてしまうため、悪化すれば過剰摂取で命を落とすことになりかねません。最近では、米国の歌手プリンスの死因がオピオイドの過剰摂取でした。

カーネギーメロン大学の学生Rashmi Kalkunte氏が開発したHopeBandはパルスオキシメーターを搭載しており、血中酸素濃度の低下を検出すると光や音で知らせたり、テキストメッセージを送信したりしてユーザーに知らせます。

Kalkunte氏は「常に過剰摂取の徴候に気をつけてくれる友人がいたらと考えてみてください。その友人はあなたがどのように薬を使用するか、そのパターンを知り、どのタイミングで助けが必要だと教えてくれます。HopeBandはそのような役割を果たすよう設計されています」と説明しています。

開発チームは、まだこのウェアラブルデバイスを実際の環境で試験できていません。しかし、オピオイド中毒への対応をするためにシミュレーションされた入力を用いた研究室ベースでの模擬的な試験では有望な結果が得られたとしています。

HopeBandは、まず米国の社会福祉制度である注射針交換プログラムを通じて無料でオピオイド使用者に配布される計画です。さらに有料バージョンは16~20ドルで販売される可能性があるとのこと。


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