Sponsored Contents

autonomousの最新記事

Image credit:
Save

トヨタが新型レクサス LSベースの自動運転車、「CES 2019」で公開

さらにスマートになりました

Hirokazu Kusakabe
2019年1月4日, 午後07:00 in Autonomous
219シェア
129
54
0
36

連載

注目記事

スマホ+リコー「GR III」の併用がもたらす納得感。特別な時以外にも持ち歩きたくなるデジカメの価値(本田雅一)
16

スマホ+リコー「GR III」の併用がもたらす納得感。特別な時以外にも持ち歩きたくなるデジカメの価値(本田雅一)

View

トヨタ自動車が人工知能の研究・開発のために米国シリコンバレーに設立したTOYOTA RESEARCH INSTITUTE, INC.(TRI)は、自動運転システム実験車の最新バージョンを、米国ラスベガスで開催されるCES 2019で公開すると発表しました。

Gallery: TRI-P4 | 17 Photos

17


「TRI-P4」と名付けられたこの実験車は、名前の通りトヨタの自動運転実験車としては"プラットフォーム 4"、すなわち4代目にあたります。昨年のCESに出展された「Platform 3.0」と比べると、ベース車両のレクサス LSが先代(4世代目)から現行型(5世代目)に変わったほか、左右2つのカメラと前後2つの画像センサーが追加され、レーダーシステムも車両周辺の近距離の視野を向上させるべく最適化されています。

ルーフ上のLIDARシステムは8つのスキャニングヘッドを備えて、外周360度の認識が可能。外観が新型LSのスタイルに合わせて(それほど)違和感のないデザインに改められました。このシステムのデザインは最近のトヨタ車の中でも特に先進的なコンセプトカーを多数手掛けている米国のデザイン・スタジオ、CALTY Design Researchが担当しています。

同スタジオでシニア・リード・デザイナーを務めるスコット・ローラー氏は「私たちは、自動運転用のパーツを新型LSのデザインと一体化させるというアプローチでデザインに取り組みました。その結果、SFのなかのグラフィックデザインに少しヒントを得たような、流れるような表面と、独立感あるデザインにまとまりました。」と語っています。レクサスのフラッグシップ・モデルなのに、ボディに記されているのは「TOYOTA」の赤文字が目立つのが少々気になりますが、これは開発元がTOYOTA RESEARCH INSTITUTEという社名なので仕方ありません。

TRI-P4TRI-P4

一方、インテリアの方は通常のLSとほとんど変わらないように見えますが、ダッシュボードのアナログ時計の前に(つまり運転席から操作しやすい位置に)、何やら赤いノブが追加されているのが確認できます。

TRI-P4

前世代のPlatform 3.0から「賢さ」がさらに向上しているというこのクルマの頭脳にあたるコンピューター・ボックスは、LSのトランク・リッドを開けると後部座席の背面に搭載されており、このレイアウトによって「トランクスペースを全て本来の荷物用に使うことができます」とTRIは言っています。

確かに一見すると使いやすい荷室がそのまま残されているように思えますが、実はベースとなったLS500hのトランクはこの部分にもっと奥行きがあります。少なくともこの車ではベース車と同じ「ゴルフバッグ4個」を積むことは難しいでしょう。自動運転に任せて4人でゴルフに出掛ける未来のためには、機器の更なる小型化やこれに対応したプラットフォームの改良が望まれます。なお、このコンピューターの電源には、同じく後部座席背後に搭載されているハイブリッド・システム用のリチウムイオン・バッテリーを使用します。

TRI-P4

また、ベース車となった新型LSには、車両の上下動を制御するアクティブスタビライザーや、前輪の切れ角を制御するギア比可変ステアリング、さらに後輪操舵などの機能が搭載しています。そのため、今回のモデルでは、「レスポンスが良くスムーズな自動運転が可能になった」としています。

なお、TRIの自動運転システムは「ショーファー」と「ガーディアン」という2つのモードに分けて考えられており、"お抱え運転手"を意味する前者が、機械による完全自動運転の実現を目指すのに対し、後者は"守護者"という名称が表すように、人間のドライバーによる運転を部分的に支援し、事故防止や疲労軽減を目的とします。TRI-P4はこれら両モードの開発に使用されます。


TRI-P4は今年春から製作が始まり、これによって「ショーファー」と「ガーディアン」両モードの開発が「さらに加速される」予定です。実車はCESの会場で現地時間1月7日午後1時(日本時間の1月8日午前6時)より行われるトヨタのプレスカンファレンスにおいて公開され、(ショーファーよりも実用化に近いと思われる)ガーディアンの技術的な進捗について、TRIのギル・プラットCEOによるプレゼンテーションが行われます。

様々な機材を車体のあちこちに取り付けた不格好な自動運転の実験車は、我々が現実の路上で見かける前に、いつの間にかここまですっきりした姿に進化しました。ガーディアンに見守られながら、あるいはショーファーに運転を任せて帰省できる日が来るのも、それほど遠くはないかもしれません。





CAREERS TechCrunch Japan
連載:KAKEHASHI取締役CTO海老原氏に聞くスタートアップへの転職


 


広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

Source: Toyota
219シェア
129
54
0
36

Sponsored Contents