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日産の高級車ブランド、インフィニティが電気自動車SUVコンセプトの画像を公開

画像では新宿の街を走っていますが…

Hirokazu Kusakabe
2019年1月6日, 午後02:50 in Transportation
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日産自動車が海外で展開する高級車ブランドのインフィニティから、近い将来に発売される電気自動車の予告となるコンセプトカーの画像が公開されました。実車は1月14日に開幕する北米国際オートショーで発表されます。


この「QXインスピレーション」と名付けられたコンセプトカーは、インフィニティによれば「電動パワートレインの採用による特徴と潜在的能力」、そしてそれによって可能になる「インフィニティ・デザインの新時代」を表現しているとのこと。確かに、グリルのないフロント・フェイスは、"エンジンの不在"を感じさせ、同時にグリルを廃止して物議を醸した2016年以降のテスラを連想させます。

もちろん、フロントにエンジンやトランスミッションがなくなることのメリットは、グリルのデザインや加工に要する手間が省けるというだけではなく、車体全長における人間のための空間比率を大きく採ることができます。さらに車体の前方から後方へ伸びるエキゾーストパイプや、4輪駆動であればフロントのエンジン/トランスミッションから後輪に駆動力を伝えるプロペラシャフトも不要になるため、キャビンは床周りもすっきりとした、インフィニティの言葉によれば「広々としたラウンジのようなインテリア」が可能になるというわけです。

そのためには既存のエンジン搭載車とプラットフォームを共有していては、空間設計上の自由度というメリットが存分に享受できません。そこで当然ながら、インフィニティは電気自動車専用の新しいプラットフォームを開発しました。

日産が2010年から「リーフ」を販売していることを考えると意外な気もしますが、インフィニティのラインアップには現在まで、エンジンを持たない純粋な電気自動車はラインアップにありません(計画は2012年からありましたが何度か延期されてきました)。しかし、同社では2021年から電動化を推し進めると既に宣言しており、2025年にはハイブリッドも含め、電動モデルで販売するクルマの半数を占める計画を明らかにしています。これに向けて世間の注目を集めるために、インフィニティは2017年にまず「プロトタイプ9」、2018年には「プロトタイプ10」というレトロ・フューチャー的な電動スポーツカーのコンセプトを公開。併せて昨年の北米国際オートショーではもっと現実的な「Qインスピレーション」と名付けられたセダンのコンセプトを発表してきました。このセダンは5年以内に新型電気自動車として量産化されることが決まっています。今回のQXインスピレーションは、それとプラットフォームやパワートレインを共有するSUVになると思われます。

INFINITI QX Inspiration
インフィニティではQXインスピレーションのインテリアについて、「繊細な日本の感性から着想を得た素材や伝統的な技術を使った手工業」と「日本人の"おもてなし"と呼ばれるホスピタリティの原則」を特長として説明しており、実車に先駆けて公開された画像もQXインスピレーションが日本の街に現れた様子を描いていますが、これは言うなれば、日本以外の国際社会に向けて日本のイメージを利用したブランディング。ご存じの通り、その日本でインフィニティ・ブランドのクルマは販売されていませんし、QXインスピレーションの市販モデルも、Qインスピーションをベースにしたセダンと共に、生産は中国で行われる可能性が高そうです。ちなみにインフィニティの本社は香港に置かれています。

なお、2021年以降にインフィニティから発売される新型電動モデルの中には、エンジンを搭載しない100%エレクトリックだけでなく、小排気量のガソリン・エンジンを発電機として使用し、その電力でモーターを駆動して走る日産の「e-POWER」技術を採用したモデルも含まれる見込みです。

Gallery: INFINITI QX Inspiration | 2 Photos

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