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アップルが元Facebook社員をプライバシーチームに採用か、個人データ収集を最小限に抑えるためとの噂

ライバル企業の内情を知る貴重な人材でもあり

Kiyoshi Tane
2019年1月11日, 午前10:00 in AppleRumor
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ASSOCIATED PRESS

アップルが元Facebook従業員で、退職後に同社のプライバシー方針を手厳しく批判してきた人物を採用したと、英Financial Times(FT)が報じています。

この噂となったサンディ・パラキラス氏という方は、Facebookに2012年10月まで在籍し、1年半にわたってソフトウェア開発者のプライバシーとポリシーの遵守を監督した元エンジニア。社内で自身の配慮が軽視されていると感じて退職し、Uberで約4年勤務したあとにテクノロジー大手企業の規制を訴える組織Center for Humane Technologyに参加しています。

パラキラス氏はFacebookの個人情報の扱いをめぐるCAスキャンダルを批判。そして英国議会下院デジタル・文化・メディア・スポーツ委員会で、同社の個人データの扱いが許容されるべき範囲をはるかに超えていたと証言した経緯があります。

この問題に精通している人物によると、アップルはパラキラス氏をプライバシーチームの製品マネージャーとして勧誘したとのこと。その職務は、開発中の新製品がユーザーのプライバシーを保護し、データ収集を最小限に抑えることを保証するために、全社のチームと協力することが含まれていると伝えられています。

アップルはパラキラス氏の採用につきコメントを控え、パラキラス氏もFTの取材に応じなかったとのことです。

このパラキラス氏の起用は、おそらくアップルが個人データ保護とプライバシーについてFacebookやGoogle、アマゾンなどのライバル企業との差別化を図る動きと思われます。

同社のティム・クックCEOは「われわれは顧客を商品とは思っていない」とFacebookを批判していました。が、それはクック氏個人の信条にとどまらず、個人データを無断で収集する他社よりも安心との触れ込みで、アップル製品のセールスポイントとして実装が進められています。

たとえばiOS 12のSafariではトラッキング(広告主など第三者がユーザーの行動を追跡すること)防止機能でプライバシー保護を強化。そしてAlexaなど他社の音声アシスタントがユーザーの音声を自社サーバーに保存しているのに対して、アップルのSiriはローカル端末内ですべての学習が行われる......といった具合です。

Facebookとアップルとの関係は、ザッカーバーグCEOが「Androidだけ使え」と命じたと噂されるほど良好とは言えないもの。今回の報道が本当だとすれば、ともすればアップルが当てつけで採用したかにも思われます。

しかし冷静に考えれば、当時のFacebook社内でプライバシー保護のために奮闘していた人物を起用することは、まさに「個人情報を守ること」を商品価値としたいアップルにとって合理的な選択かもしれません。





CAREERS TechCrunch Japan
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