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中国のWeChatアカウントは10億を突破。一方でTwitterユーザーを厳しく取り締まり中とのNYT報道

Kiyoshi Tane
2019年1月13日, 午前09:00 in China
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Reuters

海外からは見えにくい中国ソーシャルネットワーク(SNS)状況ですが、米紙New York Times(NYT)が最新事情を複数の記事で伝えています。

1つには、中国政府によるTwitterユーザーの厳しい取り締まり。Twitterは中国の金盾(グレートファイアーウォール)でプラットフォームそのものがブロックされ、国内の大多数の人々が見ることができません。それにも関わらず、増え続けるユーザーを抑制するためのオンライン検閲活動がエスカレートしているとのことです。

Twitter取り締まりの強化は、習近平主席の下でのインターネット活動抑制キャンペーンの一環であるとされています。さらに中国当局が政府批判を削除するよう要請しても効果がない場合は、別の手段も取られるとのこと。

人権活動家のWang Aizhong氏は、Twitterを辞めるよう求める圧力を拒んだあと、Twitterからバックアップコード(2段階認証を有効にしている場合に、電話が手元にない場合にログインできるパスコード)を含むテキストメッセージが着信。その1時間後、3000ものツイートが削除されたと語っています。

中国当局はオンラインを含めて市民の言動を警戒するなかで、最近では世界中のSNSを監視対象に含めているとのこと。2017年9月から中国でブロックされているWhatsApp内のメッセージも、国内の裁判所で証拠として提出され始めているそうです。

国内Twitterユーザーの取り締まりはここ数週間でエスカレートしており、警察は時には物理的な拘束を使用しているとのことです。8000人以上のフォロワーを持つ活動家のHuang Chengcheng氏は、手と足を椅子に縛り付けられて8時間も尋問され、終わった後はTwitterを辞めるという念書に署名させられたと述べています。

さらに匿名の人物は、警察の尋問を記録した録音を提供してくれたとのこと。

「インターネット上のすべてを監視することができるんだ、WeChatグループの不適切なコメントでさえも」「もし2回目をやった場合は、違う方法で処理されるだろう。君の両親に影響が及ぶだろうな。まだ君は若いが、結婚して子供が生まれたら、家族にも及ぶんだ」といった生々しいやり取りが報じられています。

そうしたTwitter取り締まりの一方で、NYTは中国国生まれのメッセージングアプリWeChatが現地でどれほど普及しているかも伝えています。

中国国内におけるインターネットユーザーは8億人で、WeChatアカウントは10億以上。つまり、オンライン環境のある中国ユーザーは少なくとも1つのアカウントか、複数のアカウントを持っている計算となります。

そうしたユーザーの3分の1以上が毎日4時間以上をWeChatアプリに費やしており、同アプリが多くの人々や生活に不可欠なものとなっている状況とのことです。

しかし、上記の通りWeChatが中国当局の監視下にあるのは公然の事実です。2017年9月にプライバシーポリシーが変更され、あらゆる個人データが「中国国内の法律の規定により」収集を求め、これらを政府や法執行機関などの要請に応じて(ユーザーが中国政府の管轄にいなくても)使うと明記されています。

それでも、WhatsAppやFacebook、PayPalとUberなどを合わせた機能があり、ほかに代わりとなるアプリもないWeChatは、中国国内ではそれなしには生きにくい現実があります。「検閲や監視に対しては、普通の中国人はしばしば無力感を覚え、諦めているものです」と香港の技術コラムニストが生活の実感として語っています。

ハイテク企業が政府に対して「協力的」であることで、新たなインフラの普及とともに監視社会化も猛スピードで進んでいる感のある中国。かたや様々な事情のため構造改革が進まないとの声もある日本ですが、おかげでTwitterが自由に楽しめる社会になっているのかもしれません。




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