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真の360度撮影ドラレコ「d‘Action 360 S」の実力レビュー。この性能を待ち望んでいた

駐車監視モードを使った機械式立体駐車場内部動画は必見

いーじま (Norihisa Iijima), @WipeOut2008
2019年1月16日, 午後12:10 in 360Video
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一昨年に購入した、半球状ながら360度撮影できるドライブレコーダー「d'Action 360」。その話は「360度撮影可能なドラレコ「dAction 360」自腹レビュー、運転操作もしっかり記録でき万が一のときの証拠にも」として記事化しましたが、今回その進化版「d'Action 360 S」を入手したので、実際にクルマに装着して実力を検証してみました。

Gallery: d’Action 360 S | 26 Photos

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レンズがバックミラーにかぶらない位置に設置

d'Action 360 S
▲カーメイト「d'Action 360 S」(DC5000)とアクセサリー類。基本的には本体とメモリーカードがあれば利用できる

ドラレコで360度撮影できるようにするには、かなりハードルが高いようです。リコー「THETA」などのように短時間撮影・録画するというわけでなく、運転中は常に録画しなければならず、しかも途切れることは許されません。解像度もある程度高くしないとディテールやナンバーの視認性も悪くなるため、熱問題と録画性能を同時にクリアしていく必要があります。

以前のバージョンである「d'Action 360」は、片側魚眼レンズカメラのみの半球状360度撮影が可能なものでした。サイドからの衝突はある程度カバーできましたが、やはり前方を重視するようにカメラを設置すると、後方は映りませんでした。それでもサイドからの衝突に対して映像が残ることで満足度は高いものでした。

そして、昨年11月に発売されたのが、その進化版である「d'Action 360 S」です。前後に魚眼レンズカメラを配し、ようやく真の360度全天球撮影できるようになりました。昨夏に発表されたものの、なかなか発売されなかったので、やはり最後の調整で苦労したのでしょう。

カメラ部分は、2眼になったこともあり、かなり横長(ドラレコとして利用する場合)になりました。最近のドラレコはかなりコンパクトになってきているので、大きく感じるかもしれません。

d'Action 360 Sd'Action 360 S
▲本体の表裏のレンズ。サイズはW130×D51×H100mm (マウント装着時)

前回は、前面ガラスにあるバックミラーに対して運転席側に装着していましたが、今回はバックミラーとの干渉を避けるため、助手席側にしました。設置場所は、スマホのアプリ「d'action 360 S」をインストールし、Wi-Fi接続して映像を見ながら行います。

d'Action 360 S
▲設置したのはバックミラーの左側、少しかぶるように設置しているが、レンズ部分はバックミラーがじゃまにならない位置にしている

d'Action 360 S
▲本体には、ドラレコ用の電源供給用バッテリーを装着する

360度映像なので、設置場所は重要です。筆者のクルマの場合は、フロントガラスにバックミラーが付き、さらにより広く見えるように拡張ミラーを装着しているため、ドラレコ設置場所がかなり限られたスペースになってしまいます。それでもバックミラーにかぶらないようにレンズの位置を調整して設置することで、左右の窓の映像もしっかり映りました。

d'Action 360 S
▲こんな感じでスマホのアプリを使い、多少のラグはあるが、視認性を確認して装着場所を決める

ちなみにWiFi接続の初期パスワードは簡単なものなので、設定でまず変更することをおすすめします。そうしないと、車外からアクセスされる可能性が高く、映像を削除されたり録画を停止されたりしてしまうからです。

d'Action 360 S
▲設定からWi-Fiの「SSID・パスワード」を変更しよう

「d'action 360」からの乗り換えだったため、駐車監視オプション(駐車時に電源を供給するためのアダプター)はそのまま流用できると思っていたのですが、こちらも新しいものとなり買い換える必要があります(型番が違います!)。乗り換えるユーザーはご注意ください。筆者はこれでうまく動作せず、1度つまずきました。

設置は位置さえ決まってしまえば普通のドラレコと変わりありません。従来同様、脱着して普通のカメラ(アクションモード)としても利用できるため、取り外しやすい場所に設置することもポイントです。ただ、単独のカメラとして利用するには、オプションのバッテリーパックが必要になります。

d'Action 360 S
▲バッテリーオプションのバッテリーパックを装着すれば、アクションカムとして単独で360度映像を撮影できる

真の360度全天球映像に感動


さて、360度映像の実力を試してみました。アプリで各種設定ができるようになっています。解像度は、2880×1440ドットと3840×1920ドットから選択できますが、解像度をアップさせるとフロント撮影ができなくなるので、ドラレコとしては初期設定のままがいいと思います。「サーキット走行の映像を残したい」というような場合は、解像度を上げるといいでしょう。

d'Action 360 S
▲設定から解像度の変更は可能。走行風景を録画したいときは高解像度へ変更するといい

記録するメディアはmicroSDですが、128GBタイプで約180分の常時録画映像を残せます。衝撃時の録画は別途保存されますが、どちらも古いものからどんどんと消されていきます。メーカーによると専用のメモリーカードの利用を推奨していますが、もしメーカー以外のものを購入するのであれば、書き込み速度の速いタイプのメモリーカードを選びましょう。

また衝撃感知は、クルマにもよりますが、段差などの振動で記録されることが多いので、私は「中」にしています。このあたりは実際に走行してみて、記録頻度を確かめてから設定を変えてもいいでしょう。

d'Action 360 S
▲カメラの設定画面。検知感度は3段階から選択できる

今回の製品の特徴は、360度映像だけでなく通常のドラレコのようなフロント映像を残すようにしているところです。これは、360度映像だとやはりナンバーを読み取るのは難しいこともあり、解像度の高いフロント映像を記録するようにしています。その違いは歴然で、この機能があるのとないのとでは大違いでした。

d'Action 360 Sd'Action 360 S
▲上が360度映像による画像、下がフロント映像による画像。標識を見れば一目瞭然

録画された映像も昼夜問わず非常に綺麗です。先述の通り、360度映像はナンバーを視認するには辛いところがあるものの、フロント映像として別途残っているので、そちらで確認できます。逆光でも白飛びすることなく、トンネルの出入口でも調整の収束が早く、夜間の走行でも十分な明るさを確保しています。

LEDの信号機の肉眼では認識できない点滅に対しても、きちんと記録できるよう27.5fpsのフレームレートを採用。GPS、GLONASS、準天頂衛星システム"みちびき"から位置情報を随時記録していきます。ただしトンネル内など電波を受信できないところは記録できず、再生時の速度情報も表示されません。







録画した映像の確認は、スマホで接続してアプリで見ることもできますが、ファイルが多いと読み込みまでかなり時間がかかります。読み込まれるとサムネイル表示されるため、おそらくこの生成に時間がかかっているのかもしれませんが、ファイル情報だけ先に読み込み、操作できるまでの時間を短縮してほしいですね。

d'Action 360 Sd'Action 360 S
▲ギャラリーから保存されている映像が確認できる。ただ30秒単位で保存されるため、ファイルが大量に生成され、表示されるまで時間がかかる

映像は、見るだけでなくスマホへ転送もできるので、とりあえず残しておきたい映像をスマホへ保存しておけます。どんどん消されるため、気になった映像はこまめに保存することをおすすめします。

d'Action 360 Sd'Action 360 S
▲目的の映像を選択すれば、すぐに見られる。ビューモードは4種類用意されている

グーグル・マップを使った位置情報も表示されますが、細切れのファイルが羅列されるため、少々確認しづらい面があります。使い勝手の面を考えると、メモリーカードを使ってパソコンで読み取り、専用アプリで確認するほうがお手軽かもしれません。

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▲マップ情報や速度情報を表示するには、スマホへダウンロードしてから再生する必要がある

パソコン用のアプリだと、ドライブした行程が1つのファイルのようにまとまって見えるため非常に見やすく、30秒毎に細切れになったファイルを順次再生していってくれます。このためマップ(パソコンだと
グーグルではなくマイクロソフト)の走行ルートから特定の場所の映像をカンタンに見つけ出せるのでとても便利。フロント映像も合わせてすぐに確認できます。

d'Action 360 S
d'Action 360 S
▲WIndows用のアプリはサイトからダウンロード。連続して録画されている場合は、ひとまとめにして順次再生してくれるから便利

駐車監視も試してみましたが、こちらはフレームレートが落とされるものの、監視映像としては十分でしょう。最長約30分常時録画映像を記録できるので、防犯対策だけでなくたとえば普段見られない機械式駐車場の中の仕組みを残すこともできます。また、衝撃だけ感知したとき録画(衝撃後のみ)するようにすれば、最長2週間は可能とのこと。衝撃を感知したときLEDライトも光るため、威嚇にもなります。



こうして「d'Action 360 S」を装着して使っていますが、ようやく私の思い描いたドラレコシステムが登場したと実感しました。実売価格は6万2689円と通常のドラレコに比べたらかなり値が張りますが、フロントガラスに設置するだけで前後左右を漏れなく録画でき、フロント映像は高画質に別途録画されることを考えると、そんなにお高い買い物ではないのではないでしょうか。駐車時も心配なら、ぜひ駐車監視オプション「DC201」(実売価格1万369円)を合わせて購入することをおすすめします。

ドラレコは使われることがないのが一番ですが、備えあれば憂いなし。走行映像も任意に録画できるので、導入しておいて損はありません。



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