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電波で発電するバッテリーレスBluetoothタグ発表。紛失防止タグなどへの応用に期待

無くしたときには電池切れ、がなくなるかも

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2019年1月16日, 午後01:50 in gadgetry
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半導体スタートアップのWiliotが、バッテリー不要で動作するBluetoothセンサータグを開発。そのデモを披露しました。

バッテリー不要で動作するタグと言えば、NFCなど電磁誘導で発電するものが実用化されていますが、WiliotのBluetoothタグも原理は同じです。ただし、利用するのはWiFiやBluetooth、携帯電話の電波など周囲にあふれている電磁波です。

こうした電磁波による発電は決して目新しいものではなく、数年前から環境発電(エナジーハーベスティング)の1つとして研究されている分野です。2015年にはNikola Labsが同じく携帯の電波を利用して発電するiPhoneケースを発表し、クラウドファンディングサービスKickstarterで出資募集を行っていました(ただし、このファンディングは未達で終了しています)。


WiliotのBluetoothセンサータグも、電磁波による発電を利用しており、紙やプラスチックに印刷されたアンテナとともに使用します。バッテリーを内蔵する必要がないため、アンテナ込みでも切手サイズに収まるのが特徴です。さらに、Bluetoothを利用して静的IDを送信するだけではなく、重量センサ、温度センサを接続し、その情報を送信することも可能となっています。

電力不要なBluetoothタグにはさまざまな用途が考えられます。たとえば、紛失防止タグとして利用すれば、いざというときに電池切れという心配が無くなりますし、倉庫や店舗での在庫管理にも利用できそうです。

ただ、電磁波による発電で、実際にどの程度の電力が得られ、自身が発するBluetooth電波の強度がどの程度になるのかは情報がありません。少なくともデモ動画を見る限りでは3mの距離での通信は行えるようです。



製品は2019年中にEarly Advantageプログラムでサンプリング出荷が始まり、2020年後半に市販されるようです。なお、WiliotはAmazonやSamsungなどの投資部門から、3000万ドルの資金調達を行ったばかり。これらの大手企業も注目している技術として、製品化されれば広く普及する可能性はありそうです。



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