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Dynabookの13型モバイルは“軽くてお手頃”。779g+Office付きで14万円のGシリーズ発表

新生Dynabook初・兼30周年記念モデルは「初代並のお買い得機」に

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1月1日に始動したDynabook株式会社が、新製品第一弾を発表しました。個人向けモデルとしてはノートPCを5シリーズが登場します。中心となるのは、13.3インチ液晶で779gからのモバイルノートPC『dynabook G』シリーズ。CES 2019にて先行展示されたモデルです。

ラインナップは4グレード/5モデルによって構成。すべての機種にMicrosoft Office Home&Business 2019が付属し、店頭モデルの予想価格は最廉価モデルが14万円前後から、最上位は20万円前後(税別)。発売日は「1月24日から順次」となっています。

製品のキャラクターとししては、「薄さと軽さ、速さと駆動時間、そしてお得感の高い価格設定まで、モバイルノートPCに求められるすべての要素をバランス良くまとめた、軽量クラムシェルPC」というもの。

本体重量が779gから859gとモバイルノートPCの中でも高水準の軽さと、公称9.5時間から19時間という長時間バッテリー駆動を実現しつつ、高いコストパフォーマンスと高水準の機能を兼ね備えたモデルとして仕上がっています。

Gallery: dynabook Gシリーズ | 23 Photos

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dynabook G Series

主要パーツから見た実質的なグレードをまとめると「フルHD液晶+Uプロセッサ版第8世代Core i (TDP 15W)+PCI Express接続SSD」というところ。日本の大手メーカー製という点も含め、富士通のLIFEBOOK UHやNECのLAVIE Hybrid ZEROに近いクラスとなります。

dynabook G Series
▲先だって開催された説明会では、スケルトンモデルも展示。モバイルノートPCとしては異例のマザーボード(後述)なども見て取れるようになっていました


また本シリーズは、東芝時代に発売した初代Dynabook『J-3100SS001』から30周年を記念したモデルとしても位置づけられており、技術的にも非常に気合いの入った仕様。Dynabook側のキャッチコピーも「これ以上ない、存在へ」と、気概を感じさせるものとなっています。

液晶パネルにはシャープ製を採用


dynabook G Series
▲先だって行なわれた説明会の"解体ショー"で披露された液晶パネル。シャープロゴのラベルが見えます


さて、全機種共通となるハードウェア的な見どころとしては、まずは昨今のモバイルノートのトレンドとも呼べる、底面積の縮小が挙げられます。本体サイズは、308.8×211.6×17.9mm(幅×奥行き×厚さ)。従来モデルであるdynabook R63に比べると、幅は7.2mm、奥行は15.4mmもの減少となっています。

これは液晶周辺のナローベゼル化によるものですが、本機は無線LANのアンテナをキーボード側にシフトした点がポイント(従来は感度で有利な画面側でした)。もちろん感度に関しては、実機でのテストなどにより、従来モデルと同等を実現したとアピールします。

なお液晶パネルは、Dynabook株式会社のグループとなった、シャープのIGZO素材搭載モデルを採用。画質や基本性能を保ちつつ、最新世代パネルならではの低消費電力と、ナローベゼル化がメリットです。

dynabook G Series
▲顔認証付きWebカメラモジュール。イメージセンサー共通化により小型化しています

また、顔認証対応のWebカメラ搭載モデルでは、可視光と赤外線光のイメージセンサーの共通化などで小型化、薄型化した新型モジュールを採用。2-in-1モデルのdynabook Vシリーズ搭載版に比べて、面積、質量共に約半分となっています。

マザーボードはなんと貫通ビア仕様


dynabook G Series
▲dynabook Gシリーズのマザーボード。こちらは底面側。CPUは左よりの金属板の底に、SO-DIMMスロットは中央下側の黒いシートの陰にあります


一方、小型化・軽量化を図りつつも、コスト面での貢献をしているのが、マザーボードや外装素材です。

とくに筆者が驚いたのはマザーボードに使われている実装技術。というのも、基板の構造自体は10層と多めなものの、モバイルノートPCのマザーとしては異例とも呼べる「貫通ビア」(スルーホールビア)が使われているため。

ビアとは基板の層間を配線するために加工される穴を挿しますが、小型のマザーボードでは、特定の基板層間だけに穴を開ける「ブラインドビア」と呼ばれる方法が一般的です。これは加工コストは高価ですが、内部にビアがある箇所でも基板表面に部品を実装できるため、面積を減少できます。

対して貫通ビアは加工コストは減少できるものの、穴を開けてしまった箇所には部品が実装できなくなるため、面積効率は大幅に、と言ってよいほど下がります。貫通ビア基板はこうした事情から、面積を小さくしたいモバイルノートPC向けマザーボードでは非常に珍しいのです。

dynabook G Series
▲モバイルノートPCの小型パーツを貫通ビア基板に実装しているため、CPU付近の裏面は"穴だらけ"に

今回Dynabook側はコストとのバランスを図るべく、厳密な設計と実装によりこれを実現。オンボードのRAMには設計難度の高いDDR4を採用しつつ(Dynabookシリーズ初とのこと)、SSD用のM.2や無線LAN用のmini PCI Express、さらにはメモリ拡張用のSO-DIMMといった各種スロットを搭載させつつ、モバイルノートPC級の面積に収めています。

なおSO-DIMMスロットに関しては、残念ながら増設はメーカーサポート扱いで、ユーザーによる増設は保証外となります。

dynabook G Series
▲こちらはキーボード側となる面。M.2スロットはこちらに実装されるため、マザーを外さなければアクセスできません(もちろん、蓋を開けた時点で保証外となりますが)

dynabook G Series
▲スケルトンモデルでSSDの位置を確認。キーボード奥側となります


また外装素材と構造については、天板と底板がMgAl(マグネシウム-アルミニウム合金)のプレスで、キーボード面はMgAlダイカスト、液晶パネル面はプラスチックという構成となっています。

ここでポイントとなるのが、800gを切るノートPCなのに、軽さで有利なMgLi(マグネシウム-リチウム合金)を使っていない点。ここはズバリ、コストも重視した結果との解説がありました。
もちろん堅牢性に関しても、各所に補強用のリブを入れるなどで軽さと両立。昨今のDynabookシリーズでテストを行なっている、MILスペック仕様の試験もパスします。

その他にも、dynabook Vシリーズと同じく64本のネジを使ってフレームに固定式する構造のキーボードや内部ケーブル接続に余裕を持たせた(=衝撃が加わった際に抜けを予防する)工夫など、コストを抑えつつ堅牢性を高める数々の工夫を搭載します。

さらにUFEI(ファームウェア)は、dynabookシリーズのヘビーユーザーに"dynabook高級モデルの心臓部"とも言われる自社製(通称『立川BIOS』)を採用。筆者が開発担当者に尋ねたところ、「本機でも採用しています」との心強い回答を得ています。

7.5W以上であればUSB PD経由の給電で動作可能


dynabook G Series

さて、拡張端子で目立つのは、有線LAN(RJ-45)端子の搭載。しかも外部アダプタ経由や折りたたみ式機構を搭載せず、直結・固定式です。昨今のモバイルノートは薄型化を優先する中にあって、これは異例とも呼べる仕様でしょう。

こうした仕様となったのは、使い勝手への配慮やビジネス向けモデルとの共通化を図る点などによるコスト低減作の一環といった点によるものですが、自室などでは有線LANを使っている、というヘビーユーザーにも嬉しい仕様であることは間違いありません。また本体の薄さも17.9mmと、昨今の水準でも決して厚くはない、と呼べるレベルです。

dynabook G Series

USB端子は左側面に配置されたタイプC(速度5Gbps)×1とUSBタイプA(5Gbps)×2の構成。電源端子は従来機種同様の丸型端子ですが、タイプC端子からのUSB PD給電にも対応。しかも公称で「定格7.5W以上のUSB PDアダプタで充電可能」と、柔軟性の高い仕様です。

バッテリーは機種により、2セルと4セルの2種類。公称バッテリー駆動時間は2セルが約9.5時間で、4セルが約19時間と、昨今のモバイルノートPCらしい長さ。
また急速充電機能「お急ぎ30分チャージ」にも対応しており、残量ゼロ状態から30分の充電で、約4時間分(2セル)、または約8時間分(4セル)の使用が可能です。さらに30分チャージは付属ACアダプタのみならず、45W以上の出力に対応するUSB PD対応アダプタでも使えるのがポイントです。

廉価モデルでもCPUはCore i3


dynabook G Series
▲2セルタイプのバッテリーはタッチパッド+α程度の大きさ。4セルタイプはほぼ本体幅までのサイズとなります


続いて、グレード別の仕様に関して見ていきましょう。

最上位となるのが『dynabook G8』。予想実売価格20万円前後(税別:冒頭で紹介したようにOffice付きです)。Core i7-8550Uと8GB RAM、512GB SSDと顔認証を搭載し、バッテリーは4セル構成。重量約859gでバッテリー駆動は約19時間という構成です。本体カラーはオニキスブルーのみ。

RAMに関してはSO-DIMMスロットは用意されているものの、交換や増設は不可能という若干不思議な仕様。512GB SSDはPCI Express接続です。

続くグレードが『dynabook G7』。予想実売18万円台半ばで、G8のSSDを256GB版とした構成です。こちらも本体カラーはオニキスブルーのみ。

dynabook G Series
▲パールホワイトモデルはG6のみ用意されます


実質上の主力グレードとなりそうなのが、予想実売16万円前後の『dynabook G6』。このグレードのみ本体カラーにパールホワイトが加わり、2色展開となります。バッテリーは2セル仕様で、公称駆動時間は約9.5時間。

重量は本体カラーで異なっており、オニキスブルーモデルは約779g、パールホワイトモデルが約799g。CPUにはCore i5-8250Uを搭載し、RAMは4GB(SO-DIMMスロット経由の増設が可能)、SSDは256GBという構成です。なお、このG6と後述するG5は顔認証機能非搭載となります。

最廉価モデルとなるのが、予想実売14万円前後の『dynabook G5』。こちらもOffice 2019付きです(念のため)。バッテリーは2セルで、重量779g/9.5時間という仕様。

CPUはCore i3-8130Uとなり、RAMは4GB(こちらはSO-DIMMスロット自体が省かれている仕様のため、メーカー経由増設も不可)、SSDは128GB(PCI Express接続)という構成。最廉価のためRAMやSSDは相応ですが、CPUが(CeleronやPentiumではなく)Core i3など、ライバルと比べて光るところがあります。

Gallery: dynabook G 内部パーツ | 30 Photos

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このようにdynabook Gシリーズは、超軽量モバイルノートとして水準以上の仕様を備えながら、大手メーカーとしてはかなり積極的な価格にも挑戦したモデルと呼べる仕上がり。

実は上述した初代機『J-3100SS001』は、本体の小ささや軽さだけではなく、当時のPCとしてはかなり手軽な19万8000円という価格からも人気となったモデルでした。

本シリーズは30周年モデルとして、そうしたお買い得度やバランスの良さといった点も引き継いでいるのは間違いなさそう。昨今のモバイルノートにあっても、実売価格を中心に大きな話題となりそうな意欲作です。

「コストも重視したバランス型」モデルであることから一見地味ではありますが、調べているうち、使っているうちに驚きが出てくる、新生Dynabookの皮切りにふさわしいモデルと呼べるでしょう(余談ですが、社名のDynabookはDが大文字、シリーズのdynabookはdも小文字です)。



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