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中国で500m以内の債務者を表示するWeChatアプリが登場。「借金を返済しない人を通報しやすくするため」

政府だけでなく国民同士の監視も?

Kiyoshi Tane
2019年1月26日, 午後12:00 in internet
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中国北部の河北省にて、半径500m以内にいる債務者を地図上に表示するアプリが開発されたことが報じられています。

中国国営英語紙のChina Dailyによると、メッセージアプリWeChatのMiniプログラム(インストールなしで使用できる、独自形式のアプリ)として提供されるとのこと。「借金踏み倒し者マップ」と名付けられた本アプリは、河北省の高等人民法院(裁判所)が発表したと伝えられています。

借金踏み倒し者マップは、ユーザーの半径500m以内にいる債務者の位置を正確に表示。広州日報が中国SNSのWeiboに投稿したスクリーンショットでは、債務者の氏名まで分かることがうかがえます。
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ChinaDailyは「債務者の情報はプログラムにチェックインすれば確認でき、借金を払える(のに返済しない)債務者を通報しやすくするでしょう」とコメント。国営メディアだけに、中国政府の公式見解と推測されます。

高等人民法院の広報担当者は「このアプリは我々の判決を強制し、社会的に信頼できる環境を創り上げる手段の一環です」と述べています。

ここでいう「社会的に信頼できる環境」とは、具体的には中国政府が推進している「社会信用システム」のことと思われます。

市民の所得やキャリア、現実社会およびインターネットでの行動などを採点し、「社会信用スコア」として数値化およびランク付けするシステムです。人々に信用レベルを意識させることで健全な社会を構築する取り組みとされ、2020年までに中国の人口すべてに適用する目標が掲げられています。

米テックサイトBGRによると、社会信用スコアの低い人は航空機や電車の利用もできなくなるとのこと。中国政府による国民の監視はたびたび伝えられていますが、さらに国民同士を互いに監視させることも国策の一部かもしれません。



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Via: BGR
Source: China Daily
関連キーワード: app, china, debt, economy, internet, local, WeChat, weibo
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