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ポルシェ初の電気自動車「タイカン」について新たな情報が(また少し)明らかに

バッテリー容量はテスラより小さめ

Hirokazu Kusakabe
2019年1月27日, 午前11:00 in Electriccar
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今年末に発売が予定されているポルシェ初の電気自動車「タイカン」について、また新たな情報が入ってきました。

タイカンは、ポルシェが2015年にフランクフルト・モーターショーで発表したコンセプトカー「ミッションE」(上の画像)の市販モデル。4ドアのスポーティな電気自動車で、ライバルはずばり、テスラの「モデルS」です。その価格帯は9万ドル台前半からとなることが既に分かっていますが、さらにこれまで明言されていなかったリチウムイオン・バッテリーの容量は、90kWhであることが判明しました。

これはノルウェーで開催されたタイカンの予約者向け説明会で、ポルシェ電気自動車部門の責任者を務めるステファン・ヴェックバッハ氏が、来場者からの質問に答えた話から分かったと、EV専門サイト『Electrek』が報じています。ノルウェーではこれまでポルシェのクルマは年間600台ほどしか売れていませんが、タイカンは既に3000台近くの予約が入っているそうです。

なお、タイカンには標準モデルと「タイカンS」そして「タイカン・ターボ」という3つのグレードが設定されることが分かっています。『Electrek』によれば、ヴェックバッハ氏は「〜90kWh」と答えたそうなので、9万ドル台前半の標準モデルには、90kWhより容量の小さなバッテリーが搭載されるのかもしれません。

ちなみにテスラ モデルSには75kWhと100kWhという2種類のバッテリーが用意されていましたが、(比較的)安価な仕様として売られていた75kWhのバッテリーを搭載する「モデルS 75D」は既に販売が終了。現在は100kWhの「モデルS 100D」と、ハイパワー版の「モデルS P100D」の2タイプに絞られています。その価格は8万4750ドルから。つまりタイカンは、モデルSよりバッテリー容量は小さく、価格は高くなる可能性があります。それでもクルマ全体を比べれば勝算ありというポルシェの自信でしょうか。

バッテリー容量が小さくなれば、一般的に航続距離も短くなると考えられますが、そこは3分以内の充電で100kmの距離が走行可能になる800ボルトの超高速充電システムで補うつもりかもしれません。また、ヴェックバッハ氏の話によれば、タイカンは22kWのオンボード・チャージャー(車載充電器)を搭載するとのこと。比較のために挙げると、テスラのオンボード・チャージャーは10kWが標準です(オプションのデュアルチャージャーは20kW)。

Porsche Mission-E
今回ノルウェーで行われた説明会では、他にもいくつかの質問にヴェックバッハ氏が答えました。まだ実車を見てもいないのに予約した人にとっては、そのデザインがどうなるのか大いに気になるところでしょうが、ヴェックバッハ氏によれば市販モデルのタイカンは、すでに公開済みのコンセプトカーと「非常に近い」デザインになるものの、実用性と安全性を考えて、観音開きドアは採用せず、後部座席用ドアも一般的な前ヒンジになること、そして空力を最適化するために多少の変更を加えたことを明らかにしました。その辺りは路上で目撃されているテスト用プロトタイプ(上の写真)から見て取れるかもしれません。

また、北欧のユーザーなら当然気になる「ウインター・パッケージ」に関する質問も出ました。これにはシート・ヒーター(前席・後席とも)とステアリング・ヒーターが含まれ、さらにヒート・ポンプがオプションとして用意されるそうです。ヒート・ポンプは日産が先代「リーフ」のマイナーチェンジ時に、世界で初めてEVに採用した暖房システムで、吸収した大気中の熱をポンプで加圧することで高温にし、これで温めた空気を室内に送風するという仕組み。バッテリーの電気で温めるヒーターに比べると消費電力は少ない(航続距離を縮める影響が少ない)ですが、厳寒の環境で十分な暖房性能が得られるのか、気になるところです。

最後にもう1つ。今年の秋(9月のフランクフルト・モーターショー?)に市販モデルが発表され、年内に販売開始が予定されているタイカンですが、ヴェックバッハ氏は高価格グレードがまず先に発売されることを認めました。つまり前述の9万ドル台前半(日本円では1000万円をやや超える程度)で買えるタイカンをご希望の方は、来年以降まで待たされることになりそうです。

Gallery: Porsche Mission E | 6 Photos

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