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Blue Origin、大型ロケット用エンジン工場を建設開始。スペースシャトルの試験に使われた建屋取得も計画

新たな再利用可能ロケットがもうすぐ

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年1月28日, 午後04:30 in Space
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アマゾンCEOのジェフ・ベゾスが率いる宇宙ベンチャーBlue Originが、宇宙ロケット用のエンジン組立て工場を、アラバマ州ハンツビルに建設し始めました。この工場は2020年3月に完成する予定で、では大型ロケットNew GlennのためのBE-3UおよびBE-4型エンジンを年間数十基ほど建造する予定です。

BE-3UおよびBE-4型エンジンはNew Glennだけでなく、United Launch Aliance(ULA)のVulcan Centaurロケットにも使われる予定。New GlennはBE-4を1段目エンジンとして7基使用し、Vulcan CentaurロケットはBE-4を同じく1段目に2基使用します。またBE-3U型エンジンは2段目ブースターとして使用される予定です。

まだ工場の建設が始まったばかりなので、いつ頃エンジンの製造が始まるかは明確にはなっていないものの、BE-4エンジンそのものの開発は2019年後半に完了する見込みとなっています。また、New GlennロケットおよびVulcan Centaurロケットはいずれも2021年に最初の打上げを行う計画です。

一方で、アラバマ州ハンツビルにはNASAのマーシャル宇宙飛行センターもあり、Blue Originはかつて巨大ロケット「サターンV」やスペースシャトルのエンジンのテストに使われていた建屋をNASAから引き継ぐことを計画しています。この取得が完了すれば、BE-4やBE-3Uエンジンのテストもここで行われることになるはずです。

Blue Originがこの場所に工場を建設する計画を最初に示したのは2017年でした。ただし、それはULAがBlue Origin製エンジンを採用することが条件となっており、ULAは2018年9月に採用を正式に決定した経緯があります。

したがって、今回の工場建設開始はBlue Originにとって、2012年から開発を開始したNew Glennロケットにとっても大きな前進だと言えるでしょう。ちなみに、New Glennロケットの1段目となるBE-4エンジンは、SpaceXのFalcon 9のブースターと同様に再利用する事を念頭に置いて設計されています。またNew Glennロケットは2段式だけでなく3段式としても使用できる設計になっています。



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