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AI化して甦ったダリが来館者を出迎える「Dali Lives」フロリダのダリ美術館で開催。本人が作品解説

サルバドール・ダリがAIで復活

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年1月30日, 午前05:00 in Art
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フロリダ州セントピーターズバーグにあるダリ美術館が、サルバドール・ダリをAIで復活させる新たな催し「Dali Lives」を4月から行うと発表しました。博物館のいたるところに等身大のスクリーンを配置し、シュルレアリスムを代表する画家が、自らの作品を案内するというこれまたシュールなシチュエーションを体験できます。


ダリをAIで復活させるために、制作チームは活動後期におけるダリのあらゆる映像や写真、インタビュー資料などを収集し、それらを用いてアーティストの顔を模倣する機械学習システムを鍛え上げました。そして、ダリに似た体格の俳優に大まかな演技をさせ、顔の部分をAIシステムが生み出した表情に置き換えました。

そして完成したダリの映像は、衝撃的なほど見事に本人を再現したものになったと言えます。その表情には合成臭いところは見つからず、CG再現にありがちな"目の表情の不自然さ"も感じられません。強いて言うならば、かなり本物に比べるとまともというか...エキセントリックさがかなり弱められているようには思えますが。

偉大なアーティストには熱狂的なファンがいるもので、ファンはアーティスト自身がこの世に別れを告げても忠実にその作品を愛し続けます。近年、音楽の世界ではマイケル・ジャクソンや2Pacなどがホログラムで復活を果たしてステージに立ちました。さらにロニー・ジェイムズ・ディオはバンドともにホログラムでの復活ツアーも行うに至り(ツアーは途中でシステムの問題によって中断)、2011年にこの世を去ったエイミー・ワインハウスもまた、2019年秋にホログラムでのツアーが計画されています

こうしたデジタルでの復活を素直に喜ぶ人もいる一方で、やはりある程度の割合で、批判的な声もあがります。ダリに関しても、もしかすると不快だとする人が現れる可能性は想定されます。それでも博物館の事務局長Hank Hine氏は、ダリはもともとメディアに興味があり「彼が持つ永遠の意義について鋭い感覚を持ち合わせていた」と述べ、この催しが彼のペルソナに反するものではないことを強調しました。

いずれにせよ、ゲージツに詳しくないわれわれ一般人としては、あの有名な「記憶の固執」を描いた画家の再現ビジュアルが、その作品同様にシュールなレアリズムを伴っていなかったことに胸をなでおろさずにはいられません。






CAREERS TechCrunch Japan
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