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アップル、紛らわしい表示で「こっそり購読」させる詐欺的アプリを禁止。App Storeガイドライン改訂

記事末に購読の解除方法を記しました

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年1月29日, 午後05:00 in Mobile
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アップルが、デベロッパー向けのガイドラインを改訂し、アプリ内購読(月額または年額支払/サブスクリプション)に関していくつかの基本的規則を明確に示しました。例えば、購読価格がいくらになるのかを明確に示し、無料のお試し期間終了後にいくら支払う必要があるのかをわかり易く説明しなければならないと言ったことなどが示されています。

アップルは以前よりアプリ内課金における詐欺的な徴収を禁止してきましたが、それでもトライアル期間が3日以下しかなかったり、しつこく何度も課金を促すプロンプトを表示するアプリはたくさん存在します。ひどい例では、購読開始のボタンに"Start"や"Continue"といった紛らわしい言葉を使用して完全にユーザーを騙そうとしている例や、広告をタップしたら購読開始にされた例まであったとのこと。

それ以外にも、たとえば年間購読制にもかかわらず、月ごとに割った価格を提示して見かけの価格を安く見せかける例もあります。

このため、アップルは(年額支払いなら年間いくら必要かなど)購読の金額的な条件を明確に提示し、さらにユーザーが購読内容の変更やキャンセルするほうほうもわかりやすく示す必要があることを改めてアプリ開発者に伝え、ユーザーが後になって購読登録してしまっていたことに気づくようなことが無いように求めています。特に、支払いに関する項目はページをめくったりボタンを押させるなどの見づらくさせる工作をなくし、ひと目でわかるよう同じ画面に表示しなければならないとのこと。

著名なアプリの中でも、このガイドラインに反しているものはいくつか見つかります。たとえばメジャーなマッチングアプリ「Tinder」の場合は、月額8.83ドルと表示しておきつつ、実際には1度の支払いで52ドル(6か月分)を要求されるとのこと。

アプリ内購読制は、買い切りのアプリとは違って継続して料金を徴収できるため、アップルにとっても収益の面で価値あるものとなっています。しかし、App Store界隈では最近、Netflixなどのような巨大な企業がアップルによる30%(2年目以降15%)というアプリ内購読手数料の徴収を回避するようになるといった課題もあります

そういった中でユーザーを欺くようなアプリをなくしていくアップルの姿勢は、少なくともユーザーの利益という面ではApp Storeの信頼性を維持するために必要な対応だと言えるでしょう。

ちなみに、iOSデバイスで知らぬ間に購読しているアプリがないか確認するには、設定アプリから「iTunes StoreとApp Store」を開き、一番上に青い文字で表示される「Apple ID: (自分のID)」をタップして、ダイアログから「Apple ID」を選択、認証を経て表示されたアカウントのページで、「登録」をタップします。ここにサブスクリプション登録されたアプリが表示されるので、身に覚えがないものがあったらキャンセルしておきましょう。



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