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AnTuTu、スマホのAI性能を測るベンチマークアプリ「AI Review」発表

ブースト対策も考えられている様子

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2019年1月31日, 午後06:30 in mobile
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ベンチマークソフトで有名なAnTuTuが、スマートフォンのAI性能を測るためのベンチマークアプリ「AnTuTu AI Review」を発表しました。

最近はスマートフォンメーカー各社がAIに注力しており、チップセットにも独自のAI機能が盛り込まれています。これらの性能を測るのは、従来のベンチマークアプリでは不十分ということで、AnTuTuは各社と協力して、AI性能を測る統一規格を策定したとのことです。

テストは画像分類と物体認識の2つのカテゴリーに分けられており、画像分類では200枚の画像を識別・分類。物体認識では600フレームの動画で物体から物体の識別を行います。

AnTuTu AI Review

画像分類ではInception v3モデル、物体認識ではMobileNet-SSDモデルが利用され、各スマートフォンベンダーが提供するSDKを介して、それぞれがサポートする形式に変換されます。

ただし、チップセットがAI関連のアルゴリズムをサポートしてなかったり、SDKが提供されていない場合には、TFLite(TensorFlow Lite)を用いてCPUで処理を行うとのこと。この場合、当然ながらベンチマークとしてのスコアは大きく下がります。

そのスコアは、2つのテストの速さと正確さに基づいて算出されます。処理速度が速く、正確なほどスコアは高くなりますが、速度が速くても正確さが劣る場合には、不正防止のためにペナルティが課せられるとしています。

評価はAIの性能に絞っているため、AI処理に使われるDSPが同じSnapdragon 845とSnapdragon 710では、似たようなスコアになります。また、OSとしてAIサポートが最適化されているAndroid 9.0では、同じチップでもAndroid 8.0で実行するよりもスコアが高くなるとのことです。

なお、AnTuTu AI Reviewはパブリックベータが始まったばかり。SamsungはSDKをリリースしていなかったり、HUAWEIのHiSilliconはオブジェクト認識にTFLiteを使用しているためスコアが低くなったりするなど、まだ公正に評価できる段階ではなさそうです。

ただ、AIはカメラでの被写体認識をはじめ様々な用途に使われ始めており、スマートフォンにとっても重要になってきています。上手く評価できるようになれば、エントリーモデルなどで、CPUの処理速度は遅めだがAI処理はハイエンド同等といった謳い文句が使われるようになるのかもしれません。





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Via: Gizchina
Source: AnTuTu
関連キーワード: ai, aireview, antutu, benchmark, mobile
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