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これだけは知っておきたい「QRコード決済」のキホン:ITコンシェルジュ

もし「乗り遅れた」と感じていたら、ここから始めてみてください

井上晃(AKIRA INOUE)
2019年2月3日, 午前09:00 in payment
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話題の「QRコード決済」、使ったことはありますか? スマートフォンの操作だけで決済が終了するキャッシュレス決済手段の一つです。2019年は、様々なサービスが成長と生き残りを賭けて競い合うまさに"戦国時代"に突入します。消費者として「絶対使わなくてはいけないもの」ではありませんが、「使い方がわかればお得」になることもあります。

一方で、「何となく聞いたことはあったけれど、よくわからなくて放置していた」などという人も結構いらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、そんな人のために、日本国内向けの主要なQRコード決済について、なるべく易しく解説していきます。

Gallery: QRコード決済の基本 | 9 Photos

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QRコード決済サービスの使い方

まずは、QRコード決済の使い方を知ることで、これがどんなものであるか理解していきましょう。サービスによって細部は異なりますが、一般的な流れは下記のようになります。

1)スマートフォンに専用のアプリをインストールする
2)アプリに支払い方法を登録する(クレジットカードや銀行口座の指定)
3)そのQRコード決済が利用できるお店を探す
4)店頭で支払いに使うサービス名を伝える
5)アプリでコードを読み取って、決済する


手順(5)でコードを読み取るのには、主に2通りのパターンがあります。1つ目は、「お店側が表示したQRコードを客のスマートフォンで読み取る」という場合。2つ目は、「客がスマートフォンの画面に表示したQRコードやバーコードをお店のレジでピッと読み取る」というものです。これはサービスや店舗によって異なります。

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▲タブレット画面に提示されたQRコードや、印刷されたQRコードをスマートフォンで読み取る場合の例(Origami Pay)

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▲スマートフォンに表示したQRコードやバーコードを店頭のタブレットやPOSレジに読み込ませる例(d払い)

決済が完了すると、登録したクレジットカードや銀行口座から購入金額分が引き落とされます。つまり財布が手元に無い状況でも、対応店舗で支払いが行えるわけです。

QRコード決済の場合、使い手側の感覚としては、ネットショッピングの決済に似ているかもしれません。店頭で商品を選んで、レジに行き、店員に確認してもらいながらネットで決済しているようなイメージでしょうか(紙に印刷されたQRコードを読み取る場合には、金額を自分でスマートフォンのアプリに入力することがあります)。

実際のアプリ画面で利用手順を見てみよう

それでは、使用手順がシンプルなQRコード決済サービスの例として「Origami Pay(オリガミペイ)」の画面を使い、上記の具体的な手順を確認してみましょう。ここで紹介しているのは、iPhone XS(iOS 12.1)と「Origami(バージョン 2.7.11)」を使用した際の画面です。

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▲まずApp Storeで「Origami」をインストール(左)。アプリを起動し、「銀行口座とカード」をタップします(右)

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▲ここでは「クレジットカード/デビットカードを登録する」を押します(左)。カード番号を入力し「次へ」をタップ(右)

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▲名義人を記入し、「クレジットカードを追加する」を(左)。複数登録した場合には、使用するカードを選択しましょう(右)

これで決済方法の登録は完了しました。続いてOrigami Payを使用できるお店を探していきます。

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▲Origamiのホーム画面で「地図からお店を探す」をタップ(左)。地図を移動し、「この場所で検索」をタップすると対応店舗が表示されます(右)

実際にお店に行ったら、支払いの際に店頭で「Origami Payでお願いします」と伝えましょう。QRコードを読み取るカメラを起動します。

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▲ここでは、Origamiのホーム画面で「スキャン支払い」を選択(左)。読み取り画面が起動するので、店頭で指定されたQRコードを読み取ります(右)

なお先述のとおり、店舗によってはスマートフォンに表示したコードを店員が読み取るというケースもあります。その場合には、Origamiのホーム画面で「コード支払い」をタップして、QRコードとバーコードを画面に表示して提示してください。ちなみに、レシートはアプリ内の「メッセージ」画面で確認できますよ。

以上のように、QRコード決済の利用方法は、一度理解すれば簡単に扱えるものです。もちろんサービスによっては、利用前にIDでのログインが必要になったり、口座からチャージするというワンクッションを挟むケースもあり、一筋縄ではいかないこともあるでしょう。

それゆえに、まずは利用手順が比較的シンプルなOrigami Payの流れを把握して、一度使ってみるのがオススメです。これでQRコード決済への抵抗感や、分かりにくいゆえの恐怖感が薄れると思います。そこから他のサービスにも挑戦していけたらいいですね。

「QRコード決済」を使うメリットとは?

QRコード決済では、上記で解説したように、支払い時にスマートフォンで画面操作が必要になります。交通系電子マネーや、「おサイフケータイ」「Apple Pay」など、非接触型の決済方法に慣れている場合には、決済時のスピード感に欠く印象を抱くはずです。

また、対応店舗も現状は十分に普及しているとは言えません。スマートフォンの電源が切れたら支払いに使えない、通信環境が悪いと決済できない、などの弱点もあります。

しかし、それでもQRコード決済を使うメリットがいくつかあります。消費者として一番分かりやすいのは、割引やポイント還元などが設定されていることです。例えば、先ほど紹介したOrigami Payでは、アプリ内で直接クーポンが配布されています。また、「楽天Pay」なら100円の買い物につき楽天スーパーポイントが1ポイント還元されます。

そして、こうしたポイント還元率は、各サービスがしのぎを削って実施するキャンペーンで変動します。例えば、2018年末には「PayPay(ペイペイ)」が実施した大規模な還元キャンペーンが話題になりました。同キャンペーンでは、対応店舗で購入した金額の20%相当がポイント還元され、抽選で全額還元(10万円上限)されるケースもありました。「LINE Pay」も1月末まで対象のコンビニ、ドラックストアでの購入金額の20%(最大5000円まで)を還元するキャンペーンを実施していました。

上記のキャンペーンは既に終了してしまっていますが、2019年も似たような大規模な施策が実施される可能性は高く、恩恵を受けられる機会がありそうです。各サービスのキャンペーンは、小まめにチェックしておきましょう。



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▲主要なQR決済サービスの例と、大まかな特徴をまとめてみました

もちろんポイント欲しさでキャンペーンに釣られて散財しまくるのはオススメしません。しかし、買いたいもの・買える場所がはっきりしている場合には、遊牧的にお得な決済方法をうまく使い分けていくことで、普段の買い物で節約できるはずです。

ただし、ポイントがサービスごとにバラけるので、計画的な管理が必要となるでしょう。

ちなみに、ほかにも個人間送金が利用できることなどもメリットとして挙げられます。また、企業側に視点を移せばほかにも利点は増えますが、ここでは混乱を避けるために詳細は触れずにおきたいと思います。

激動のQRコード市場について注目しておきましょう

経済産業省は2018年4月、キャッシュレス決済の比率を2025年に40%にする目標を定めました。QRコード決済は、店舗側にとって導入コストが低いことを理由に、都心だけでなく地方でのキャッシュレス決済普及にも貢献するだろうと期待されています。2018年には、自治体としても、福岡県福岡市が「キャッシュレスFUKUOKA」構想による町ぐるみの実証実験を行ったり、千葉県木更津市が「アクアコイン」を展開していたりするなど、日本各地で話題に尽きませんでした。

また、2019年~2020年にかけては、大手コンビニチェーンや郵便局、メガバンクなどもQRコード決済サービスへの参入を検討していることが明らかになっており、こちらの動向からも目が離せません。

一方で、独自のサービスが乱立すると混乱が生じて来るため、統一規格の策定が急務になってきます。シンガポールやインドでは、国として複数のQRコード決済に対応できる統一規格導入に取り組んでおり、日本もこうした流れに向かうようです。

2018年7月には経済産業省の主導で「キャッシュレス推進協議会」が発足し、2019年1月31日にはバーコードに関するガイドラインが先行して策定されました。また、QRコードの仕様については2018年度末の公表に向けて検討が進められていますので、こちらにも注目しておきたいですね。




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