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Foxconn米国LCD工場計画は事実上の見直しか。トランプ氏と会談も、焦点の雇用予定は明かさず

工場だけの場合、人件費が高すぎて割に合わないそう

Kiyoshi Tane
2019年2月4日, 午前10:00 in foxconn
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iPhoneのサプライヤーとしても知られる台湾Foxconnは米トランプ大統領との協議の結果、当初の予定通りウィスコンシン州での施設の建設を進めるとの声明を発表しました。ただし、同施設でどういった種類の雇用を予定しているかについては明らかにしていません。

Foxconnは2017年、100億ドルを投資して液晶パネル工場をウィスコンシン州に建設する計画を発表しました。このときには「最終的に1万3000人の雇用を創出する」と宣言し、米トランプ大統領からはアメリカの製造業を復活させる象徴として賞賛されていた経緯があります。

しかし先週、Foxconn最高経営責任者(CEO)Terry Gou氏の特別補佐をつとめるLousi Woo氏は米Reutersのインタビューで、工場建設の計画を再検討していると発言。はじめに約束していた工場労働者ではなく、主にエンジニアや研究者を雇用する予定だと語りました。

Woo氏によると、その理由の1つはアメリカの人件費の高さであるとのこと。液晶パネルを中国と日本で生産し、メキシコで組み立て、完成品をアメリカに輸入する方が利益率が高いと述べています。

さらにFoxconnは液晶パネル製造に重きを置かず「技術拠点」を創設したいとの意向を表明。しかし、すでに同社は工場建設を前提としてウイスコンシン州から40億ドルもの減税を受けており、州やトランプ政権にとっては話が違う、ということになります。

そこで急きょトランプ大統領とFoxconnのCEOとの会談が設けられた後、上記の声明が発表された......という次第です。

ただしFoxconn側の声明は、「計画された建設を進める」としており、その施設が「先進的な製造施設と技術革新の拠点」の両方として機能するとしつつも、今回の焦点となった、どのような雇用(トランプ政権が望むブルーカラー労働力など)を創出するのかに関しては触れていません。


アメリカ国内でハイテク部品を製造する難しさは、アップルのMac Proが「Made in USA」を目指したチャレンジがとん挫する一因となった「ネジ」の問題に集約されています。人件費が高い上に多くの優秀なエンジニアを集めにくいアメリカでは、高品質で大量生産できる工場は実現のハードルが極めて高いと思われます。

そうした過去の苦い経験を踏まえているアップルは、全米各地で雇用を拡大する発表をしながらも、ハードウェアの生産施設にはほとんど言及していません。アメリカ製造業の復活を目指すトランプ大統領にとっては、ままならない事態が続きそうです。





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Source: CNBC
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