シャープは、片手操作を意識した小型スマートフォン「AQUOS R2 compact」のSIMフリー版「SH-M09」を2月21日に発売します。価格は8万円前後となる見込みです。
「AQUOS R2 compact」は、横幅64mmの小さめなボディに大画面を詰め込んだAndroidスマートフォン。指紋センサーを使ったジェスチャー操作を活用すれば、親指だけで画面キーのすべての操作が使える点が特徴です。
主なスペックは先行して発売されているソフトバンク版と共通で、カラーはディープホワイトとピュアブラックの2色のみとなっています。外観では、背面下部に「SHARP」ロゴが印字されている点などに違いがあります。
ディスプレイは約5.2インチで、解像度はフルHD+(2280×1080万画素)。なめらかなスクロール表示ができる120Hz駆動のハイスピードIGZO液晶を搭載しています。
チップセットは「Snapdragon 845」でメモリー(RAM)は4GB、ストレージは64GBとハイエンドモデルでは標準的な構成となっています。OSはAndroid 9 Pieを搭載。メインカメラは2300万画素、インカメラは800万画素。バッテリー容量は2500mAhです。もちろん、おサイフケータイや防水もサポートしています。
スマートフォンには全世界的に大画面化する傾向にあり、たとえばアップルのiPhone SEの後継機種は未だにしていません。また、Xperia Compactシリーズには次機種が投入されないのではないかといううわさもあります。そんな中でSIMフリーにも投入された「AQUOS R2 compact」。ハイエンドモデルなためSIMフリースマホの中ではお値段もお高めですが、小型スマホ派にとってはかけがえのない1台となるかもしれません。