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「ドラゴンボールZ 超武闘伝2」上・X・下・B・L・Y・R・Aだ、悟飯っ!:レトロゲーム浪漫街道

カカロットォー!

柳 雄大(Yudai Yanagi), @yanaginekote
2019年2月9日, 午前09:00 in Game
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少し前の話になりますが、映画「ドラゴンボール超 ブロリー」を観てきました。鳥山明原作・脚本による「ドラゴンボール」シリーズの正統な続編作品として話題ですが、これがなかなかスゴかった。

オリジナルの「ドラゴンボール」をこよなく愛するおじさん世代として、後付けの新設定が満載の「ドラゴンボール超(スーパー)」には正直言って思い入れが浅いほうですが......。「ドラゴンボール超 ブロリー」は、TVアニメシリーズと比べてもバトルシーン中心に明らかに気合が入りまくった映画で、その点だけでも見ごたえがあります。個人的には孫悟空=カカロットの誕生時代をシリアスに描く冒頭、いわばドラゴンボールの"エピソード0"パートにグッときました。

あとはそういう話で盛り上がっている大人以上に、小学生以下のキッズたちがたくさん映画館につめかけていたのを目の当たりにできたのもうれしかったところ。今本当に人気あるんだなぁ......。

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「ドラゴンボール超 ブロリー」公式サイトより

1993年春の映画とブロリーと「超武闘伝2」と

この新作映画のタイトルにもなった「ブロリー」とは、1993年(平成5年)の春休み映画「ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」で初登場した劇場版アニメのオリジナルキャラクターでした。全滅したはずだったサイヤ人の生き残りのひとりで、超サイヤ人に変身して孫悟空たちを苦しめたかなりの強敵。ちなみに、その規格外の強さ感からか海外ファンの間での人気もスゴイらしいです。

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▲ブロリー(1993年当時の「カードダス」より)

ブロリーはこの作品のあとにも劇場版アニメに何度か登場していますが、新作「ドラゴンボール超 ブロリー」では90年代にあったストーリーをいったん"なかったこと"扱いとして、鳥山明みずからの脚本によりブロリーが新解釈で描かれています。

さて、前置きが長くなりました。今回紹介したいゲーム「ドラゴンボールZ 超武闘伝(スーパーぶとうでん)2」は、1993年12月17日に発売されたスーパーファミコン用ソフト。あの90年代のブロリーが(おそらく初めて)登場したことで有名なゲームソフトです。

1993年は「ドラゴンボール」(ドラゴンボールZ)が漫画&アニメで超人気だった時代、さらに当時は「ストII」の大ヒットから対戦格闘ゲームの大ブームが起きたころとあって、題材的に格ゲーにならないはずがなく......。「超武闘伝」はその自然な流れの中で登場した人気シリーズです。

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▲「ドラゴンボールZ 超武闘伝2」タイトル画面

「超武闘伝2」におけるブロリーは、当初プレイヤーが使用できない隠しキャラという扱いでした。これを使えるようにするためには、ゲームのオープニングデモ中にあるコマンドを入力する必要があります。それこそが、有名な上・X・下・B・L・Y・R・Aというコマンド。このほどよい複雑さ、そしてコマンド成功時にブロリーの「カカロット~」という声が出ること、さらに素早くコマンドを入れれば何度でもこの声が聞けるというあたりから、なんともいえずクセになる裏ワザでした。

TVゲームの隠しコマンドといえば「グラディウス」シリーズなどの「コナミコマンド」が特に有名だと思いますが、個人的にはこの上・X・下・B・L・Y・R・Aというコマンドのほうが指に、脳裏に焼き付いています。ファミコン世代、スーファミ世代というのもあると思いますが。

名作を久々にプレイして思い出した激燃えポイント

そんな「超武闘伝2」を、 「ドラゴンボール超 ブロリー」 効果もあって久々に遊びたくなりました。スーファミの電源をオンにしたら何はともあれ、さっそく裏コマンドの入力です。

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悟空の「おめぇの出番だ、悟飯っ!」というセリフが聞こえたあと、テレレレ~テレレレ~♪という特徴的なBGMが流れるデモ画面。ここで上・X・下・B・L・Y・R・Aを入力! そしてものすごく久しぶりに聞いた「カカロット~」、この声、何かゴワゴワこもった音質だったと思い込んでましたが、実際は記憶のイメージよりもずっと鮮明な音声だったことに少し驚きました。当時よりテレビの性能がよくなったせいもあるのかな。

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裏コマンドを入力すると、ブロリー以外に孫悟空も隠しキャラとして使えるようになります。親子の"世代交代"がこの時期の原作のポイントゆえに、あくまで「主役は悟飯」「悟空は隠し要素」とした扱いがいいですね。そういえば、悟飯は「ドラゴンボール超 ブロリー」にとうとう出てこなかったな......。

なじみある「ドラゴンボールZ」の人気キャラで2D対戦格闘が楽しめる「超武闘伝2」。あらためて今触ってみると、動きや音楽などがもっさりしたゲームだと感じるものの、当時としてはこれで満足度のかなり高い一本でした。

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対戦中の両者が距離をとったとき、あるいは地上対空中といったシチュエーションになったときに画面が2分割になる「デュアルスクリーン」というシステムは秀逸で、これがあることで戦いが非常に「ドラゴンボール」っぽくなります。特に「かめはめ波」を始めとした強力な飛び道具を撃つときには、画面の分割が消えて必殺技ボイスが入る......この演出に激燃え! 必殺技に関して言えば、取扱説明書には載っていない隠し技がいろいろと用意されていたのも燃えポイント。

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いわゆる「超必殺技」や「スーパーコンボ」と呼ばれるシステム・演出は現在に至る格闘ゲームの定番です。しかし「ストII」が初めてスーパーコンボを採用した「スーパーストリートファイターIIX」がゲームセンターに登場したのは1994年のこと(しかも、当時主流の家庭用ハードには移植されなかった)。「超武闘伝」シリーズが出てきた1993年当時、とにかくド派手な演出の必殺技に飢えてたんだろうな......と、25年経った今になってふと思います。

Gallery: ドラゴンボール 超武闘伝2 | 8 Photos

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