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格安SIMへ乗り換える前にチェックしておきたい注意点:ITコンシェルジュ

今さら聞けないキホンをおさらい

井上晃(AKIRA INOUE)
2019年2月10日, 午前09:00 in sim
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固定費を見直すうえで無視できないのが携帯電話料金──。通信費の安さが謳われる「格安SIM」の導入を検討するのは、節約術の定番になりました。しかし、こうしたサービスへ乗り換える際には、注意すべきこともあります。転ばぬ先の杖として、次の5つについて理解しておきましょう。

Gallery: 格安SIMの注意点 | 6 Photos

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1)通信速度が遅くなることがある

大手携帯電話会社であるNTTドコモ、au、ソフトバンクは、自社の通信回線網を所有している企業「MNO(移動体通信事業者)」です。一方、「格安SIM」(あるいは格安スマホ)と呼ばれるサービスの大部分は、MNOが所有する通信回線網の一部を借りて提供されています。このようにMNOの回線の一部を利用して通信事業を行う企業のことをMVNO(仮想移動体通信事業者)と言います。まずこれは基本です。

MVNOの通信サービスは、回線を有料で借りている事情もあり、一度に通信させられるデータ量に限りがあります。そのため、回線が混雑してくると当然その流れが遅くなるのです。

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▲道路と車の関係に似ていて、一度に移動できる量(道の幅)が少ないと渋滞します

つまり、格安SIMの通信プランでは、回線が混む時間帯に通信速度が遅くなりがち。例えば、ランチタイムや、通勤ラッシュの時間帯などでは、通信速度にあまり期待ができません。一方、回線が混んでいないタイミングではストレスなく通信できるという二面性があります。

実際にどの程度の速度が出るのかといった調査結果などは、ネット上にあふれています。契約しようと思っているブランドや通信プランの状況を前もって調べておくべきです。たとえ差は大きくなくとも、改善の努力を続けているブランドの方が信頼できるでしょう。

なお、ソフトバンクは「ワイモバイル」や「LINEモバイル」、auは「UQモバイル」や「BIGLOBEモバイル」をサブブランドとして展開しており、関連会社という関係性でサービスを提供しています。

2)通話定額オプションは必ずつけなくてもよい

格安SIMの通信プランには、大きく3つの種類が存在します。(1)電話ができるプラン、(2)電話はできないがSMSは使えるプラン、(3)電話もSMSもできないプラン、です。最も料金が安いのは(3)なのですが、SMSが使えないとウェブサービスやアプリの本人認証が行えない場合があるため、スマートフォンで利用する場合にはオススメしません。多少割高になりますが、基本的には(1)を選択しましょう。

さらに注意点があります。格安SIMの通信プランの多くは、通話し放題になっていません。基本料に上乗せされる形で20円/30秒(税別)の通話料が発生するので、長電話には気をつけてください。

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▲例えば、「BIGLOBEモバイル」では4種類の通話定額オプションから選べる

一方で、大部分の格安SIMで通話定額オプションが選択できるようになってきています。月単位でオプション料が発生しますが、普段から仕事の都合などで090/080/070で始まる電話番号を使って音声通話を利せざるを得ない人などは、こちらを検討するのが良いでしょう。プランによっては、月額料金内に通話定額オプション分の料金が含まれている場合もあります。

しかし、今どきは「LINE」などの通話機能を使って連絡し合う場面が多いのも事実。そもそも相手の電話番号を知らないなんてことも多いかもしれません。「電話番号で通話しなくても、データ通信量を消費して通話できればOK」という人は、そこまで定額オプションにこだわらなくて良いです。むしろ外した方が節約になることもあります。

3)手持ちの端末がそのまま使えるとは限らない

格安SIMに乗り換える時には、手持ちのスマートフォンをそのまま流用すれば初期費用が抑えられます。しかし、気をつけるべきこともあります。

まずは、端末の「SIMロック」を解除する必要があります。MNOで購入した端末にはSIMロックと呼ばれる制限がかかっていて、これを解除してもらわないと他の会社の通信サービスが利用できません。

2015年5月以降に発売された端末に関して言えば、購入から101日以上経過しているなどの一定条件を満たせばSIMロックの解除申請が行えるようになります。また、一括購入など、端末代金を支払い終えている場合には、購入から101日経過する前にSIMロック解除申請が行える場合もあります。ただし、キャリアによって細かい条件が異なるので、自身で各キャリアの規定をご確認ください。

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▲SIMロックの解除条件の例(auの場合)

続いて、SIMロックが解除されている端末(SIMフリースマートフォン)でも、端末が対応している周波数によっては、通信プランとの相性が悪い場合があります。特にau回線を使用した通信プランを選択する場合には注意が必要です。格安SIMによっては、端末の対応状況を調査して公表している場合がありますので、こうした情報を確認してから選ぶようにしましょう。

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▲例えば、IIJmioでは、タイプD・A両プランに関して、それぞれ動作確認済み端末が表示されている。セット販売以外で有名端末を入手したい場合には、こうしたページで動作状況を確認しておくと安心

4)故障時の対応方法については予め調べておくべし


格安SIMでは、端末の調子が悪くなった場合に駆けこめるショップが限られています。選択したサービスや住んでいる地域によっては皆無という場合もあるかもしれません。その点はあらかじめ留意しておきましょう。
また、故障した端末をメーカー保証などを利用して修理してもらう場合には、基本的に手元に代替機は来ないので、その間の連絡手段に困ります。あらかじめお古の機種を予備として手元に確保しておく、あるいはスマホのレンタルサービスを利用する、激安の端末を購入するなどの手段を検討しておく必要があります。

なお、数千円で端末交換行えるようになる保証サービスも存在します。ただし、オプション扱いになるので、月額料金が400~500円増えることを覚悟しなくてはなりません。

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▲「LINEモバイル」での例。セット購入した端末と、持ち込んだ端末とで保証プランが異なります

また、MVNOで端末を購入せずとも手持ちの端末が保証対象になるサービスもあります。MNOで購入した端末を流用したり、家電量販店やECサイトでSIMフリースマホを購入したりする場合には、加入できるかどうかチェックしておくと良いでしょう(古い端末では加入できないなどの制限もあります)。

5)解約金の記載がなくてもやめるときにお金がかかる場合も

格安SIMの中には、音声通話対応プランであっても「解約金なし」とされるプランが存在します。その場合、どのタイミングで解約しても違約金は発生しません。ただし、MNP転出をする際に、実質的な違約金に相当する契約解除料が発生する場合があります。うっかり勘違いして損をしないように気をつけてください。

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▲mineoのQ&Aを確認すると、解約金は設定されていないものの、MNP転出に関する契約解除料が設定されていることがわかる

一方で、新規で電話番号を取得して、解約する際に番号を手放す前提であれば、解約金が設定されていないのはありがたい。お試しとして、音声通話対応の格安SIMを数ヶ月間使用してみたい場合には、こうした表記のあるプランを選んでみると良いかもしれません。

そのほか、記事内の見出しとしては設けませんでしたが、キャリアメールが使えなくなる点にも注意が必要です。また、運営会社が急に買収され、ブランドが変わり、プランの条件が変更されるといった可能性もあります(※たとえそうした事態になっても、サービスが急に止まるという心配はほぼありません)。

格安SIMを選ぶときには、メリットだけではなく諸々のデメリットも理解した上で、納得してプランを選択してほしいと思います。



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