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ワールド・グリーン・カー・オブ・ザ・イヤー2019の最終候補車5台が決定

プラグインではないハイブリッド車は軒並み落選

Hirokazu Kusakabe
2019年2月13日, 午前07:20 in Transportation
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Ittousai, 12 時間前
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2019年のワールド・グリーン・カー・オブ・ザ・イヤー最終候補車5台が決定しました。世界各国のジャーナリスト達で構成される選考委員会が、その年に世界複数の地域で発売される新型車の中から、環境に優しいクルマとして最も優れた1台を選ぶこの賞は、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーの一部門として毎年4月のニューヨーク国際オートショーで発表されます。

今年は候補としてノミネートされた11台の中にいわゆるクリーン・ディーゼルは1台も含まれず、最終候補として残った5台は電気自動車、燃料電池車、プラグイン・ハイブリッドのいずれかで、モーターがほぼエンジンのアシスト役に徹するだけのハイブリッド車は軒並み落選しました。

ワールド・グリーン・カー・オブ・ザ・イヤー最終候補車として残ったクルマは以下の5台です。

2019 World Green Car
・アウディ e-tron
2018年9月に発表されたアウディ初の量産電気自動車。SUV型ボディの前後に搭載された2基の電気モーターがそれぞれ前輪と後輪を駆動する4輪駆動で、合計最高出力300kW(ブーストモード時)と最大トルク664Nmを発生。95kWhのリチウムイオン・バッテリーによる航続距離は400km以上と発表されています。欧州での価格は約1,000万円程度から。

2019 World Green Car
・ジャガー I-PACE
こちらもアウディ同様、前後に2基のモーターを搭載する4輪駆動の電気自動車。合計最高出力294kW、最大トルク696Nmという動力性能も近い数字となりますが、バッテリー容量90kWhで航続距離470km(オプション装備が最も軽い場合)と、アウディより高い効率を謳います。とはいえ、現実の路上でどれだけ実感できるか分からないスペック差よりも、最大の特徴はSUVとクーペの中間のようなスタイルの方かもしれません。日本でも既に受注が始まっており、消費税込み価格は959万円から。ちなみにジャガーには「E-PACE」というモデルもありますが、紛らわしいことにこちらは電動システムを持たないガソリンとディーゼルの内燃エンジン車です。

2019 World Green Car
・起亜 ニロEV
上の2台よりずっと庶民的な電気自動車が、韓国の起亜が既に販売しているハイブリッド車をベースに、新たに加えたEVバージョンです。搭載するモーターは1基だけ、最高出力150kW、最大トルク394Nm、標準のバッテリー・パックによる航続距離は312kmと、日産リーフの手強いライバルになりそうです。米国での販売価格は約310万円から。

2019 World Green Car
・ホンダ クラリティ PHEV
2016年に水素燃料電池自動車として発売され注目を集めたクラリティのプラグイン・ハイブリッド版。米国では2017年12月から販売されていましたが、日本でも2018年7月に発売されました。1.5リッター直列4気筒ガソリン・エンジンと、発電用および走行用のモーター、そして外部から充電可能な17.0kWhのリチウムイオン・バッテリーを搭載し、バッテリーに蓄えた電気のみによるEV走行、エンジンが発電した電気によるハイブリッド走行、そしてエンジンによる直接駆動など、様々な走行モードに切り替えることができます。日本での価格は588万600円から。

2019 World Green Car
・ヒュンダイ NEXO
起亜を傘下に収めるヒュンダイの新型水素燃料電池車。これまで販売されていた「ix35 FCEV」/「ツーソン FCEV」の後継となります。その最大の特徴は、トヨタの「MIRAI」やホンダの「クラリティ フューエルセル」とは異なるSUV型ボディ...だけでなく、一度の水素充填で走れる航続距離(米国環境保護庁予想値)が最大380マイル(約612km)と、両車を上回ることでしょう。ちなみに同基準におけるトヨタ MIRAIの航続距離は312マイル、ホンダ クラリティ フューエルセルは366マイルと発表されています。

これら5台の中で、アウディ e-tron、ジャガー I-PACE、ヒュンダイ NEXOは、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーの最終候補にも残っています(余談ですが日本車では唯一、スズキ ジムニーが入っています)。

なお、ノミネート車には他に、BMW i8ロードスター、ホンダ インサイト、レクサス ESハイブリッド、レクサス UX ハイブリッド、トヨタ アヴァロン ハイブリッド、トヨタ RAV4 ハイブリッドがありました。落選したホンダやトヨタ、レクサスの新型車は、いずれもプラグインではないハイブリッド車です。価格が比較的こなれた省燃費車として日本では依然人気が高いシステムですが、ごく短い距離しか排ガスを出さずに走れないハイブリッド車は、もはやワールド・グリーン・カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれることは難しいようです。

ちなみにトヨタは2016年にMIRAI、2017年にもプリウスPHVで同賞を獲得しています。2018年は日産リーフが受賞し、これまで3年連続で日本車がワールド・グリーン・カー・オブ・ザ・イヤーに輝いてきました。今年は日本製EV不在の年となりましたが、来年はホンダから新しい電気自動車が投入される予定です。他にもフォルクスワーゲンポルシェメルセデス・ベンツなどが新型EVを準備しており、ますます競争は激しく、そして我々消費者から見れば面白くなりそうです。




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