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英国、ファーウェイ製品を使ってもリスク制御は可能と判断(FT報道)

ここらで余計なものの正体を……

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2019年2月18日, 午後01:10 in security
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米国を中心に排除の動きが強まっているファーウェイ製品ですが、英国ではこれと真逆の「使用しても問題ない」との判断が下されたと英Finacial Timesが報じています。

米国では中国政府とHUAWEIの結びつきを指摘し、HUAWEIをはじめとする中国企業の製品を使うのは、中国政府の要請に応じて通信内容を傍受するなど、スパイ活動が行われるセキュリティ上のリスクがあるとして排除の動きを強めています。

同盟国に対しても使用中止を要請したと報じられており、日本でも政府調達から事実上排除する方針を固め、auやソフトバンクも5G向け基地局からHUAWEIなど中国系ベンダーを外す方針を示しています。



オーストラリアやニュージーランドでも5G網の構築からHUAWEI製品を排除するなど、その影響が徐々に広がっているところですが、この流れに英国が待ったをかけた形となります。

英国の国立サイバーセキュリティセンター(NCSC)は、5G網にHUAWEI製品を使用した場合に発生するリスクを制御できると結論付けたと、英FTがNCSCの決定に詳しい関係者からの話として報じています。

また、元GCHQ(英国諜報機関)のトップであるRobert Hannigan氏は、「HUAWEIを通じて中国政府のサイバー活動が行われた形跡は見つかっていない」、「中国の技術を5Gネットワークに使用するのは、許容できないリスクがあるとの主張はナンセンスだ」としています。

なお、英国では2010年にHUAWEI英国法人内に英国政府と共同でファーウェイ・サイバーセキュリティ評価センター(HCSEC)を設置。また、NCSC内にもHCSECの監査委員会を設置するなどの活動を行っています。これは以前からHUAWEIを疑っていたわけではなく、同社の製品がサイバーセキュリティ上の脅威に耐えうる品質を備えっていることを検証するためとのことです。

この活動に基づき、2018年7月には、HUAWEI製品に製造上の欠陥が見つかり、英国の通信インフラにおける新たなリスクになりうるとの報告を行っています。ただし、この時もHUAWEIの関与による国家安全保障へのリスクは十分に減じられているとの立場をとっていました。

今回の英国の決定は、欧州諸国でのHUAWEI製品への扱いに関して、なんらかの影響を与える可能性もありそうです。また、通信業界団体であるGSMAも、ネットワークセキュリティに関して事実ベース・リスクベースでのアプローチが必要であり、ネットワークの様々なセグメントでの機器供給を妨げる行為をすべきではないとの発表を行っています

欧米諸国からのHUAWEI排除がこのまま加速するのかとも思っていましたが、若干風向きが変わってきたのかもしれません。





CAREERS TechCrunch Japan
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Via: Reuters
関連キーワード: 5g, HCSEC, huawei, NCSC, security
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