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サムスン、米国でのBDプレーヤー販売撤退へ。2019年後半予定のハイエンド機も発売中止

時代はストリーミング

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年2月18日, 午後07:00 in AV
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サムスンが、米国で2019年に発売予定だったハイエンドBDプレーヤーの発売を中止したことを明らかにしました。ここ最近の物理映像ソフト界隈では4K解像度、HDRに対応するUltra HD Blu-ray(UHD BD)が普及しつつあるものの、市場全体としては縮小傾向にあります。

サムスンはForbesおよびCnetに対して、すでに米国市場におけるBDプレーヤー販売から撤退しつつあることを認め、新製品の発売を中止していると述べました。

すでに狭まりつつある市場に対してさらにハイエンドな狭いところを狙った製品を投入したところで、それほど多くの数はさばけないという考え方は簡潔というほかありません。

米国における映像ソフト全体の売上高は2018年度第三四半期で11.5%減となっており、UHD BDの普及も全体の後押しにはならず、OppoDigitalなどは早々に手を引いてしまいました。またサムスンはDolby Visionをサポートしておらず、サムスンが推進するHDR10/HDR10+対応のTVを持たない顧客やDolbyを好む顧客を遠ざけてしまっていました。

さらに、今後の本命とも考えられる動画ストリーミングサービスが本格的に浸透してきたこともBDプレーヤーにとっては逆風となっています。映像の画質という点においてはBDのほうが高いことは間違いありません。

しかし目を凝らして映像を見つめてはやれ破綻がどうだの言うよりも、気軽に多様なコンテンツを楽しみたい視聴者にとっては、いちいちディスクを入れ替えたり収納棚が必要だったりする物理媒体よりも、NetflixやAmazonプライム・ビデオといったサービスを選ぶ方がはるかに合理的な選択です。

ましてアカデミー賞にノミネートされた『ROMA』のような、劇場公開作品と変わらないクオリティや注目度を持つオリジナルコンテンツをいち早く視聴したければ、結局はストリーミングサービスに加入しなければならず、BDを選択する合理性は失われつつあります。

The Digital Entertainment Group(DEG)は、2018年の第3四半期までに米国では230万台のBD再生機器が販売されたと発表しています。しかしその数字にはコンソール型ゲーム機も含まれており、もしかすると持ち主でさえUHD BD対応であることを知らないケースがあるかもしれません。一方で、Netflixユーザーは全世界で1億4800万人に達しています。

そもそもテレビそのものが標準で動画ストリーミングに対応している時代に、サムスンはもはや単体プレーヤーで小さく稼ごうなどとは思っていないとも言えそうです。




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