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iPadアプリがMacに移植しやすくなる?アップルが3カ年計画で「MacとiOSのApp Store統合」を予定のうわさ

MacとiPadのハードを統合してほしいという声も

Kiyoshi Tane
2019年2月21日, 午後02:00 in apple
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ASSOCIATED PRESS

アップルが1つのアプリケーションを開発するだけでiPhoneやiPad、Macのいずれでも動作する開発環境を提供し、ゆくゆくはアプリストア「App Store」を1つに統合する計画を検討していると報じられています。

2018年6月の開発者向けイベント「WWDC 2018」にて、アップルはiOS用アプリをmacOSでも使えるようにする準備を進めていることを発表済みです。当時はあくまで「iOSアプリをMacに移植しやすくする」という文脈でしたが、今回の米Bloomberg報道はそれ以上の踏み込んだ統合を伝えるものです。

「Marjipan」のコードネームで呼ばれる本プロジェクトの目的は、2021年までに開発者が1つのアプリケーションを作成すると、それがiPhoneやiPadおよびMac上で動作するようになること。

それは新たなソフトウェアの創造を加速するばかりか、アップルにとっては自社製品の実用性を高めるとともに、アプリ関連の手数料収入を増やす機会になる--Bloombergはそう分析しています。

このプロジェクトはおよそ3年にわたり、3つの段階を踏むとされています。

計画に精通している人によると、まずアップルは2019年6月開催(予想)の開発者会議WWDCにて新たな開発キットを発表し、開発者にiPad用アプリをMac向けに移植させるよう促す。それでも開発者はiOSとMacのApp Store向けに別々のバージョンのアプリを提出する必要があるものの、基礎となるコードをOSごとに作り直す必要がなくなるとのことです。

翌2020年に、今度はiPhoneのアプリをMacに移植できるように開発キットの機能を拡張。アップル社内のエンジニアは、iPhoneの画面がMacのディスプレイよりはるかに小さいため、iPadの場合よりも難しいと感じているとされています。

そして2021年までには、iPhone、iPad、Macのアプリを「シングルバイナリ」と呼ばれるものへと統合。つまり開発者はOSごとに別バージョンを作って登録する必要がなくなり、MacとiOSのApp Storeも1つにまとめられるというわけです。

アップルはWWDC 2018でもiOSとmacOSは統合されるのか?との問いに対して巨大な「NO.」で答えていましたが、各デバイスの用途ごとの棲み分けを保ちつつ、これまで細分化されていたアプリストアだけは1つの巨大な市場にして規模の利益を狙う戦略かもしれません。

ハードウェアの壁を越えて1つのアプリケーションを流通させる発想は、マイクロソフトが「電話からデスクトップPC」までのユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)アプリでも推進していたもの。Googleも一部のChromebookでAndroid用のGoogle Playストアを提供しており、自社のエコシステムを最大限に拡大する仕組みにアップルも遅ればせながら注目したと言えそうです。

それに加えて、このApp Storeを1つにする動きは、自社ハードウェアを統合しようとするアップルの計画にも一致するとのこと。Bloombergは、同社が一部Macのプロセッサを自社チップに移行する計画だとの予測を報じています。

ユーザーにとってもApp Storeの統合は、アプリを1本買えばMacやiPhone、iPadでも追加費用を支払わずに利用できることになり、歓迎すべき動きとも言えます。

反面では「iPadではタッチ操作、Macでは非タッチ操作」という棲み分けが固定され、タッチスクリーン対応Macがますます登場しにくくなる恐れもありますが、今後の動向を見守りたいところです。




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Source: Bloomberg
関連キーワード: apple, AppleRumor, AppStore, ios, ipad, iphone, MacOs
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