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JAXA探査機「はやぶさ2」小惑星リュウグウへの着地成功!表面サンプル採取コマンド実行も確認

JAXAライブ中継はメッセージ寄せたブライアン・メイの話の最中でした

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年2月22日, 午前10:50 in Space
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JAXAが、小惑星探査機『はやぶさ2』が小惑星リュウグウへのタッチダウンに成功し、サンプル採取のための弾丸発射コマンドが正常に実行されたことを確認したと発表しました。その後はやぶさ2はリュウグウを離れ、ふたたびホームポジションに向かいました。

当初予定では100m大の着陸ポイントを想定していたはやぶさ2ですが、JAXAが予想した以上にリュウグウ表面の岩が大きく、結果として直径わずか6mほどの傾斜した着陸ポイントへのタッチダウンとなりました。

ホームポジションから着地に向けた降下を開始する直前、JAXAは想定外の信号をはやぶさ2から受信したためにプログラム修正を決断、その送信と確認作業に5時間を要しました。しかし、降下速度を速めたことで、着地予定時刻は従来通りとされていました。

そして、日本時間2月22日早朝に始まった自動着地シーケンスは順調に進み、着地成否確認予定時刻とされた午前8時よりも10分前後早い時間に、ドップラーモニターでの速度変化がゼロとなったことから、着地成功が確認されました。JAXAはテレメトリーの精査はこれからとしつつも、機体のピンポイント制御がうまくいったためにほぼ最短時間で着地に至ったとの考えを示しています。

タッチダウン後しばらくして、はやぶさ2は小惑星のサンプル採取のためのプロジェクタイルを射出するコマンドを実行したことを示す信号を送り返してきているため、機械的なトラブルがなければ射出されたプロジェクタイルが、表面の岩石を打ち砕き、舞い上がった地表の物質を採取できていると考えられます。

JAXA
初代はやぶさはプロジェクタイルが射出できず、ほんの3mgほどのサンプルしか採れませんでしたが、今回は、うまくいけば十分な量のサンプルが採れることが期待されます。なお、はやぶさ2はその後リュウグウから浮上し、再び約20km離れたホームポジションへと向かったことが確認されました。

宇宙が誕生した頃から、ほぼ時間が停止したかのように当時の状態を保っていると考えられる小惑星の表面には、水や有機物が含まれている可能性が考えられます。今回採取したサンプルにそれら物質が発見できれば、地球に生命が誕生した謎を解き明かすための大きなヒントになることが期待されます。

またはやぶさ2は今回の着地に合わせて地表の画像を数多く撮影し、搭載するセンサーによって様々なデータ採取もできていると予想されています。JAXAは速報会見で今回の着地成功は将来の月着陸探査計画や、火星の衛星(フォボスダイモス)への着陸サンプリング計画にも応用できると述べました。

とはいえ、いまはとりあえずはやぶさ2の最初のタッチダウン成功を祝い、もうすぐ受信できるというタッチダウンの際の画像を、長くして待ちたいところです。






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