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世界初「4K有機EL」だけじゃない──「Xperia 1」の進化、7つのポイント #MWC19

実機を触ったインプレッションとともに

井上晃(AKIRA INOUE)
2019年2月26日, 午前10:45 in mobile
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ソニーモバイルコミュニケーションズは、スペインのバルセロナで開催されている「MWC19 Barcelona」にて、Xpeiraの新モデルを発表しました。今回の目玉は、初心に帰るかのごとく「Xperia 1」と名付けられたフラグシップモデル。ソニーの技術力を総動員した力の入った一台になっており、夏以降の国内発売も確約されています。

会場での実機展示は限定的でしたが、質感や新機能について確認できました。会場で撮影した写真を交えつつ、大きく変わった5つのポイントをお伝えします。

1)フラットなデザインに回帰した

「Xperia XZ2」以降のモデルについて、最近のXperiaは背面がラウンドしたデザインを採用されていましたが、今回発表された「Xperia 1」などはフラットなデザインに回帰しました。指紋センサーの位置も側面に戻っています。「オレは古き良きXperiaが好きだー!」という人にとっては嬉しいニュースでしょう。カラバリは4色ありますが、「パープル」が復活したのが印象的です。

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同機の筐体幅は72mm。筆者(男性)の手では、握りごこちのよいサイズ感です。重量は約180g、厚さは8.2mm。背面パネルには、光沢感のあるソリッドなカラーのガラスが使われています。

ちなみに、改めてフラットな形が採用されたのは、後述の縦長画面の魅力を追求した結果とのこと。

2)映画好きにはたまらない画面になった

「Xperia 1」の最大の特徴は、スマートフォンでは世界初となる4K有機ELディスプレイ(3840×1644ピクセル)を搭載していること。そして、注目すべきはアスペクト比は21:9(≒2.33...:1)となり、映画コンテンツで一般的なシネマスコープ(2.35:1)の比率にかなり近くなったことです。これにより、黒帯なしでの没入感のあるコンテンツ視聴が可能に。ノッチもパンチホールもありません。

engadget画質の設定を「クリエーターモード」にすると、色域がDCI P3よりも広いUHD向けの「BT.2020」に近い状態を出せるようになり、加えて色味はやや暖色に整えられます。また、HDRコンテンツ(HLG、HDR10)の再生にも、もちろん対応。加えて、SDRのコンテンツをHDR相当にコンバートする「HDRリマスター」という機能も備えるので、普段HDRコンテンツを視聴しない人にとっても恩恵があります。

サウンドに関しては、ステレオスピーカー内臓で、「Dolby Atmos」もサポート。コンテンツのサウンドにあわせて端末が震える「ダイナミックバイブレーション」も踏襲しました。

映画を見るのが好きな人にはうってつけの端末です。

3)マルチウィンドウとの相性もよし

また、細長い画面は、映画を見る以外でも、マルチウィンドウを利用する際などにメリットがあります。同機能は、画面の淵をタップして起動する「サイドセンス」のメニューから利用可能。アプリを2つ選び、必要に応じて表示領域を調整できます。

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ただし、フラットなデザインになったことで、ディスプレイの淵の構造も変わっています。サイドセンスの使い勝手にどう影響するのかは、製品版で改めて確認したいところ。

4)ゲームアプリの没入感もUP

さらに、長細い画面はゲームアプリとの相性も◎。例えば、MWC19の会場には、昨年大ヒットした「フォートナイト」などのアプリを表示した展示がありました。普通のスマートフォンでは見えない視野まで映るので、没入感が高まるのはもちろん、ゲーマーにとっても有利な端末と言えます。

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ゲーム用に最適化したUI「ゲームエンハンサー」も導入。これを有効にすると、パフォーマンスが最適化されたり、通知がカットされたりします。

ただし、もちろんすべてのゲームコンテンツが21:9の画面に最適化されるわけでは決してないので、このアスペクト比が市場的に受け入れられるのか、冷静に見守り続ける必要はありそうです。

5)広角、普通、望遠で撮影の幅が広がる

デュアルカメラを導入するのは割と遅かったXperiaですが、2眼から3眼への切り替えは早かったですね。3つのカメラはどれも1200万画素。焦点距離16mmの超広角レンズ(F2.4)、26mmの広角レンズ(F1.6)、52mmの望遠レンズ(F2.4)と使いやすい構成になっています。

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また、画像処理エンジンの改良によって暗所撮影のクオリティもUPしています。具体的には、通常JPEGで行う処理を、RAWの段階で先に行うことで、高い解像感をしたままノイズを抑えるとのこと。

6)さらに静止画は目でAF・AF追従

撮影機能としては、被写体の「目」を自動で認識して、AF追従とAE追従を行う機能「Eye AF(瞳AF)」を搭載したのがユニークです。これはデジタルカメラとしてはすでに存在する機能ですが、スマートフォンとしては初採用。「顔」ではなくて「目」を認識することで、厳密にピントが合う場所を鼻などではなく、目にできます。これはカメラにこだわりがある人にとっては、地味に重要なポイントです。

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この瞳AFが機能することで、被写体となる人物が歩き回っても、勝手にピントと露光が調整されます。例えば、じっとしてくれない子どもの写真を撮影するのが楽になるかもしれません。また、連写した場合も、それぞれがしっかりとピントの合った精彩な写真になるので、ベストショットを選ぶ幅が広がります。そして、AE追従にも対応したことで、こうした撮影を逆光下でも行えます。

7)映画好きにはたまらない、プロ仕様のカメラ

動画撮影でも"プロ仕様"が意識されています。具体的には、通常のカメラアプリとは別に、専用の動画撮影用アプリ「Cinema Pro(シネマプロ)」をプリインストールのがポイント。このアプリでは21:9の比率で動画を撮影でき、「LOOK」と称される8種類のフィルター機能を選択することで、シネマ風に雰囲気をリアルタイムに変えられます。また、3眼のカメラを切り替えれば、広角の動画なども撮影可能です。

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実はUIにもこだわりがあり、映画撮影用に使用する機材の画面に映し出されるデザインを踏襲しています。プロの機材でフレームレートなどを調整したことがある人なら、「おっ...これは」と思える作りになっているわけですね。具体的には、解像度やフレーム数が撮影中常に画面で確認でき、ワンタッチで変更も可能。

同アプリでは、マニュアルでフォーカスを調整できることも特徴です。カットの始まり、終わりでピントが徐々に定まっていく、あるいは外れていくような表現も行えます。また、「Grab」という機能を使うと、動画中の映像を静止画として切り出し可能。

——映画風にこだわった映像を撮影して、その場で確認できる「Xperia 1」。好きな人にはグッとくる、いい意味で尖ったモデルではないでしょうか。言うなれば、良くも悪くも一本筋の通ったソニーらしさを持つ一台。スマートフォンを追いかける身としては、好感が持てました。国内発売が楽しみです。






CAREERS TechCrunch Japan
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