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ThinkPad X390海外発表。10年の安定を捨て13.3型へ画面拡大、X280とほぼ同じ底面積でより薄く

360度回転ヒンジのX390 YOGAも用意

橋本 新義 (Shingi Hashimoto)
2019年2月26日, 午前07:58 in lenovo
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スペイン・バルセロナで開催中のMWC 2019に合わせ、レノボがThinkPadの主力シリーズ(いわゆるClasssicシリーズ)の2019年版をワールドワイドで発表しました。

中でも日本のヘビーユーザー間で最注目となるモデルが、小型軽量タイプとなる『ThinkPad X390』です。EU圏での発売時期は2019年4月の予定、価格は税別で999ユーロからと「いつもの価格帯」をキープします。

最大の特徴は、ついに画面面積が13.3インチへと拡大したこと(なのでモデル名がX"3"90になります)。対して底面積は、現行の12.5インチ画面モデル『ThinkPad X280』とほぼ同等です。つまり上位機種X1 Carbonなどで取り入れられた液晶パネルのナローベゼル化が、ついにX200シリーズに適用されたモデルという位置づけです。



ということで、否が応でも気になる本体サイズと重量ですが、それぞれ311.9×217.0×16.5mm(幅×奥行き×厚さ)、約1.22kgから。
現行モデルとなるX280が307.7×209.8×17.4mm(同)、約1.13kgからなので、底面積の拡大は4.2×7.2mmほど(で画面サイズは0.8インチ拡大)、厚さは0.9mmの減少で、重量増加は90gからとなります。

ThinkPad X390

増加といえどもこれだけに留まっているのであれば、X280をよほどギリギリで使っているのでない限り、あまり問題となることはなさそうに思えます。

ThinkPad X390

もう一つの特徴が、UEFI(BIOS)のセットアップ画面が一新されたこと。メニュー項目の整理などもなされており、良い意味でThinkPadらしくない画面へと変更されました。なおこの変更は、本機を含めた「90世代」のモデルで共通です。

機能的にも、UEFIレベルでの攻撃を受けた場合からの自己修復機能をさらに充実させるなど強化が図られています。

ThinkPad X390

選択可能な基本パーツですが、液晶パネルでは最上位が「フルHD解像度/IPS/最大輝度400nit/プライバシーガード機能付き」という仕様。
このほかにスタンダードとなりそうな「フルHD解像度/IPS/最大輝度300nit/プライバシーガード機能なし」という構成に加え、廉価仕様として「HD解像度(おそらく1366×768)/TN/最大輝度250nit」も用意されます(TNパネルがまだ残っているのがこのシリーズらしい、と言いましょうか)。

CPUは第8世代のインテルCore i7(vPro対応版)までで、RAMは最大32GB(DDR4-2400)、ストレージはSSDのみで、最大1TBのPCIe接続モデル(おそらくNVMe版と思われます)。
バッテリーは交換不可仕様。容量48Whで、駆動時間は公称17.6時間(海外版仕様のため、日本での公称とは異なります)。

拡張端子は、Thunderbolt 3(兼USBタイプC)×1、USBタイプC(速度不明)×1。これら2端子が電源入力を兼ねるタイプです。さらにUSBタイプA(5Gbps)×2、HDMI映像(1.4)×1、MicroSDカードスロットと3.5mmオーディオ入出力という構成です。

また生体認証は、オプションで指紋認証と顔認証が搭載可能と、こちらはシリーズ伝統の構成。カメラの物理保護シャッターとなる『ThinkShutter』は、顔認証カメラを搭載しても使えるバージョンとなっています。

Wi-Fiコントローラーはインテルの802.11ac対応版を搭載し、Bluetoothのバージョンは5.0に対応。LTEモデルも用意されます。

ThinkPad X390


なお今回はバリエーションモデルとして、同じく13.3インチ液晶搭載で、360度回転ヒンジのタブレット兼用版となる『ThinkPad X390 YOGA』も用意。こちらは発売時期が2019年5月予定で、価格は1149ユーロから。

本体サイズは310.4 x 219 x 15.95mm(幅×奥行き×厚さ)で、重量は約1.32kgからと、重量はともかく厚さがX390より薄いのが興味深いところです。



選択可能な基本パーツは、液晶パネルは「13.3インチ/フルHD解像度/IPS/最大輝度300nit」のみ。
CPUは第8世代のインテルCore i7(vPro対応版)まで、RAMは最大16GB(DDR4-2400)、ストレージはSSDのみで、最大1TBのPCIe接続モデル(おそらくNVMe版と思われます)。

拡張端子の数などはX390と共通ですが、こちらのWi-Fiコントローラーはインテルの802.11ax(Wi-Fi 6)対応版の搭載も可能な点が特徴。Bluetoothのバージョン5.0に対応する点や、LTEモデルも用意される点もX390と共通です。

なお、バッテリーは容量50WhとX390に比べて容量が多いですが、駆動時間は液晶パネルの違いなどもあり、公称で14.5時間。さらにYOGAシリーズだけあり、ThinkPad Pen Proによるペン入力にも対応します(傾き検知などの詳細は不明)。

ThinkPad X390

このようにX390シリーズは、X280のサイズや重量感をほぼ変えずに、ついに画面の大型化を図った、エポックメイキングなモデル。

「画面サイズが変わっただけでエポックメイキングとは、さすがに大げさでは?」との声もあるでしょうが、実はこのシリーズ――12インチクラスの液晶を搭載した、いわゆるX200系――のThinkPadは、2009年発売のX200シリーズから。2011年のX220で12.1インチから12.5インチへの変更はありましたが、シリーズは同一でした。そのため、今回は10年ぶりのシリーズ名変更であり、画面サイズ拡大という点でも8年ぶりとなるわけです。


現行のX280も、X270までと比べて大幅な薄型・軽量化を図った「筐体レベルのフルモデルチェンジ」だったことから話題となりましたが、今回はまさかの2年続けての大更新。しかも10年ぶりの画面サイズ変更ということで、間違いなく2019年のモバイルノートにおける注目機となるはずです。



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