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キャッシュレスより2割人件費削減──レジをなくす「レジレス」の衝撃

キャッシュレスの一歩先へ

小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2019年3月5日, 午後03:50 in payment
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レジの回転率が上がり、かつレジ締め作業が不要となるため、人件費削減に役立つとされる「キャッシュレス」。一方、クレジットカードや電子マネーなどの「決済手数料」によって削減分が相殺されるため、コスト削減にはあまり効果がないという意見もあります。そんな中、人件費削減に直結する「レジレス」が今年、注目を集めそうです。

キャッシュレスの先にある「レジレス」

「レジレス」は、飲食店などで有人レジを廃する取り組みです。例えば、スマホ上で注文&決済が行える「モバイルオーダー&ペイ」という仕組みなら、店に向かう道中でスマホから注文&決済し、店頭ではすぐに商品を受け取ることが可能。客はレジの行列に並ばずに済むほか、店側もレジ対応の省人化を図れるメリットがあります。

Showcase Gigも、このレジレスを推進する1社です。同社は、スマホで注文&決済し、店では商品を受け取るだけのモバイルオーダー&ペイサービス「O:der」を提供。また、O:derを応用した店頭用注文決済KIOSKも開発し、これらを組み合わせた飲食店の省力化に取り組んでいます。

engadget
▲KIOSKは一見すると単なる券売機だが、「O:der」と同じクラウドを活用。注文するとオーダーが直接厨房に飛ぶ仕組み。各種QR決済や交通系電子マネーなどにも対応する

また、ファーストフードやコーヒー店以外のレジレス化を推進するために、テーブル席で来客者自身のスマホから注文し決済できるサービス「SelfU」も提供します。


▲テーブル席で来店客自身のスマホから注文・決済できる「SelfU」も提供する

単なるキャッシュレスより「2割人件費削減」

Showcase Gigの新田剛史社長によると、レジレス化はコスト削減に大きな威力を発揮します。単にレジをキャッシュレス化する場合に比べて、人件費を2割ほど削減できるとのこと。

『従来はレジに2人配置していたとして、レジレス化すれば注文と決済をスマホやKIOSKで捌けます。現実には年配の方や未成年などで"レジで注文したい"という人も現れるでしょうから、その際は厨房のスタッフが応対すると想定しても、これまで2人必要だったものが0.5人くらいには減ります。外食全体に占める人件費はだいたい市場売上25兆円の30%程度と言われているので、7兆円の2割ほどを削減できる計算です』(新田社長)

engadget▲Showcase Gigの新田剛史氏(代表取締役社長)

また、テーブル席から来店客のスマホで注文&決済するSelfUについて担当者は『うまくいくと店のトップラインが上がります。60席あってもホールスタッフが足りずに20席を閉めているような店もみられます。でも厨房には人がいたりするので、テーブルオーダーを導入することで、店の回転率を1に近づけることができます』と説明。店の省人化に大きく寄与するとアピールしました。





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