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米国、ドイツが5G通信網にファーウェイ採用なら機密情報の共有を制限すると警告

有事に情報が筒抜けになることを心配

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年3月12日, 午後01:30 in Politics
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米国が同盟国各国の5G通信インフラにファーウェイ製品の採用を取りやめるよう働きかけているという話題はこれまでにもお伝えしてきましたが、技術先進国であるドイツに対しても、やはりファーウェイ製品を採用した場合は国際的な機密の共有などを制限せざるを得ない旨を通告している模様です。

Wall Street Journalが伝えたところでは、米国のリチャード・グレネル駐独大使がドイツ経済大臣に対し、ファーウェイの5G機器を許可すれば、米国は現在のレベルでドイツと重要機密情報の共有を維持できなくなるだろうと警告する書簡を送ったとのことです。


グレネル大使は、同盟国の間では安全な通信は北大西洋条約機構内を含む防衛と情報の協力に不可欠であり、ファーウェイやZTEのような中国企業は機密を損なう可能性があると述べました。これはファーウェイ機器の排除を進める米国と歩調を合わせなければ、安全保障上の強力に影響が出る可能性があると明言した初の例です。

ファーウェイ製品の安全性について評価をしているのは米国だけというわけではなく、もちろん欧州各国も次世代のモバイル通信をになう5G規格への切り替えにおいていくつかある通信機器メーカーの審査を実施してきています。そしてドイツは、ファーウェイの無線通信機器にデータの外部からの傍受といったスパイ行為や不正動作をするという証拠を得られなかったため、ファーウェイに5Gネットワーク構築契約の入札許可を出していました。

ただ、ドイツ国務省の高官は「米国は我々が共有するすべての情報が中国人に盗聴されるかもしれないと仮定するだろう」と述べました。しかし、ベルリンは5Gネットワ​​ークの構築においてHuawei機器の使用を許可したものの、それは以前と同じようなレベルではなく、ソースコードの検査と5Gネットワークを運用する人員の監視監督など、中国企業の透明性を維持するための、いくつかのセキュリティ対策を準備していると述べています。

こうした動きはファーウェイの立場からすれば頭痛の種でしかないはずです。たとえ米国の同盟国がこの中国企業に不安がないと判断しても、同盟関係における情報の共有を失うことがそれ以上の脅威だと判断されれば、米国政府と同調せざるを得ないと判断する可能性はゼロではありません。

ちなみに、グレネル大使の書簡には、スウェーデンのエリクソン、フィンランドのノキア、韓国のサムスンなど、ドイツの5Gネットワ​​ークを構築できる企業のリストが添付されていました。ただ、なぜか米国の企業であるCisco Systemsが触れられていなかったとのこと。





CAREERS TechCrunch Japan
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