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RED、Hydrogen Oneスマホの計画を「根本的に変更」中。発売予定の追加モジュールもウェブサイトから消滅

REDのスマホに赤信号?

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年3月13日, 午後07:20 in Mobile
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プロ向けカメラメーカーREDが手がけた「Hydrogen One」は、一部のユーザーには非常に高い期待を抱かせたスマートフォンでした。しかし実際に現れたのは、だれもがREDの名前に期待する高性能カメラ機能ではなく、平凡なデュアルレンズカメラと"ホログラフィックスクリーン"なる立体視ディスプレイを搭載したスマートフォンでした。

それでも、Hydrogen Oneにはモジュール式に機能追加が可能というもうひとつの大きな特徴があります。こちらのほうはバッテリーパックやストレージモジュールのほか「シネマグレードのカメラモジュール」を準備中だとされており、これに期待をつないでいたユーザーも多いはずです。ところがこんどは、発売が予定されていたモジュールがすべてHydrogen Oneのウェブサイトから姿を消してしまいました。


2017年7月に発表されて以来、Hydrogen Oneの発売は延期に延期を重ね、ようやく2018年秋にわれわれの前に登場しました。しかしその期待値の高さとは裏腹に、メディアによるいくつかのレビューにおいては芳しい評価は得られませんでした。公式の発表こそないものの、決して販売も好調とは言えない状況だと推測されます。

REDの名は最初こそ非常に期待させるものでしたが、カメラがそれほど革新的なものでなかったこと、発売の遅れから最新のAndroid 8.1 Oreo、Snapdragon 835という一世代古いスペックのスマートフォンになってしまったことなどが、ユーザーの購入意欲をそいでしまった可能性はありそうです。それでも、追加モジュールによってHydrogen Oneは高性能に生まれ変わる可能性を秘めているはずでした。とくに「シネマグレードカメラモジュール」は、スマートフォンの厚みを2~3倍にしはするもののRedセンサーと取り外し可能なレンズシステムが付属しているはずでした。

しかし、REDの創設者Jim Jannard氏はHydrogenのユーザーズフォーラムにあらわれ、数週間前にRedのWebサイトから削除されたカメラモジュールの写真やその他のモジュールについて「一連の障害に遭遇したため」に削除したと述べ、現在はプロと日常のユーザーの両方にアピールするためにHydrogenプログラムを「根本的に変更」する大改革の最中だと報告しました。そして「チームはまったく新しい内蔵型イメージキャプチャーシステムの開発に全力投球している」と続けました。

具体的なことはなにひとつ言ってはいないものの、Ars TechnicaはREDが新しい2台目のHydrogenスマートフォンを開発中だという意味だととらえ、Hydrogenのプロ向けカメラ搭載バージョンになるのではないかと予測、Hydrogen Oneのモジュラーシステムは終了したとの見解を述べています。

今のところ確定した情報はなにひとつなく、Redが実際に他のスマートフォン製品を開発しているのか、またはスマートフォンの計画そのものを終了させるようとしているのかも、なんらかの正式な発表を待つほかなさそうです。



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