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ウィル・スミス主演映画『ジェミニ・マン』、上映館に120fps対応を呼掛け。HFRのリアルな映像体験のため

10月公開予定

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年3月15日, 午前10:00 in AV
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パラマウント映画が、2019年秋に公開予定のウィル・スミス主演映画『ジェミニ・マン』の上映館に対し、120fpsという高フレームレート(HFR:High Frame Rate)での映写をもとめています。これは監督を務めるアン・リー氏の意向であり、パラマウントは4K/3D/120fpsのコンボこそが、映画に没入できるもっとも単純なフォーマットだと説明しています。

ただ、劇場側からすれば、使用機材の関係などから簡単に120fps映写に対応できない可能性もあります。このため、パラマウントは120fpsへの対応をテストする方法について記した指示書を劇場に配布し、そこに「われわれは完成した『ジェミニ・マン』を引き渡してすぐに最新の技術的進歩を観衆に届けられるよう、あらゆることをしたい」と記しました。またこの手紙は作品が120fps/2Dもしくは60fps/3Dで提供されると述べています。もちろん、これは通常の24fps/2Dもしくは24fps/3Dに加えて、の意であると思われます。

アン・リー監督と言えば『ブロークバック・マウンテン』や『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』の監督として知られ、この2作品でアカデミー監督賞を受賞を受賞、カンヌ・ヴェネチア・ベルリンの三大映画祭でも受賞歴を持つ台湾出身の巨匠です。

また高フレームレートの映画作品と言えば、ピーター・ジャクソン監督の『ホビット』シリーズが48fpsという、通常の2倍のレートで撮影されていることが知られています。またジェームズ・キャメロン監督の『アバター』続編もやはり48fpsでの製作が伝えられています。しかし、120fpsともなるともはやスローモーション撮影用にも使われるフレームレートであり、画面全体がパンする様子や激しい動きも生々しくヌルヌルと描写できるはずです。

アン・リー監督は2016年に製作した『ビリー・リンの永遠の一日』 ではじめて120fps/4K/3Dでの撮影を導入しました。イラク戦争をテーマにしたこの映画はハリウッド映画賞で2部門を受賞するなど一定の評価を得たものの、120fps上映に対応できる劇場は全世界で150館未満(米国内においては2館だけ)だったと言われ、監督の意図した映像体験が観客に伝わったとは言いにくいものでした。

しかし、今作『ジェミニ・マン』は大スター ウィル・スミスが主演と自身のクローンである敵の2役を演じるSFサスペンスものであり、『ライフ・オブ・パイ』で培ったVFXも多用されるエンターテインメント作品となるとため、世間の注目は自然と『ビリー・リン~』よりも高まっています。そこで、少しでも監督が意図した120fps/4K/3Dに対応できる劇場が増えるよう、パラマウントは早めの一手を打っているということです。

映画のフレームレートを巡っては、アン・リー監督やピーター・ジャクソン監督のようにより高い方が良いと考える人がいる一方で、映像がなめらかすぎてかえって安っぽく感じられるため、あくまで24fpsフォーマットでの視聴を訴えるケースもあります。劇場や映像家電メーカーがこうした制作者側の意図をすべてカバーするのは難しいとわかりつつも、視聴者としては、できる限り広範に対応してわれわれに素晴らしい作品を届けてほしいとお願いしたいところです。






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