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MIT、あらゆる形や重さ、柔らかさの物をつかむ「折り紙式ロボットハンド」開発。多様なアイテムを扱う用途向け

象の鼻みたい

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年3月14日, 午後06:30 in Robots
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これまで様々な用途のために様々なロボットが開発されてきましたが、こと物をつかむという動作はいまも開発する側にとってはひとつの大きな課題として立ちはだかります。たとえば人間を模したヒューマノイドであれば、人間の手の動きを精巧に再現することでその動きは設計できても、実際の人の手のように堅い物と柔らかい物を瞬時に認識してつかみ分けるといったことはいまだ難しいとされます。

一方、人の手というまさに手本に従わず、自由な発想で開発したロボットハンドの方が、単純かつうまく物をつかみ分けられる場合もあります。MIT CSAILは「折り紙式」のロボットハンドを開発し、重さや形状に関わらずあらゆる物をつかみ分けることを可能としました。

そのロボットハンドは、ひと目見ただけではとてもロボットハンドとは思えない、しぼんだ紙風船のような形状をしています。風船と異なるのは、それが逆さまな袋状になっているところ。そのなかに物を少しさしいれるだけで、そのものを包み込むように、または吸い付くように蛇腹状に収集くしてつかみ、持ち上げることが可能になります。

Jason Dorfman/MIT CSAIL
3Dプリントされた、折り紙のような袋部分はファブリックまたはゴムによって柔軟性とグリップ力があり、真空引きによってあらゆる形状に変形。ブドウのような柔らかい果物から、自重の100倍も重い物までを難なくつかみます。

...と、ここまでの話だけなら、なんだかこのロボットハンドならつかめないものなど存在しないような気もしてくるところです。しかし、やはりどんな巧妙なからくりにも苦手なものはあります。このロボットハンドの場合は、果物やワインボトルなどはつかみ易いものの、本のように平らだったり、穴が開いていて吸引時に機密性が保てない形状のものはうまく持つことができません。

それでも、様々な物を持ち上げて運搬しなければならないような業務用途があるならば、このロボットハンドは大いに役立つはずです。たとえばAmazonの倉庫などはあらゆる形状重さのものが大量にあり、注文に応じて棚から搬出しなければなりません。また医療の現場においても、小さく繊細な検体を運んだり、患者そのものを持ち上げたりといった用途に使えるかもしれません。






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