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アップルがSpotifyの告発に対して反論リリースを発表。「無料ではないのに無料アプリの利点を望んでいる」

2年以上前から揉めてます

Kiyoshi Tane
2019年3月16日, 午後03:15 in Apple
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ASSOCIATED PRESS

アップルは音楽ストリーミングのSpotifyが同社を競争法違反として欧州連合(EU)の規制当局に訴えた件につき、反論するニュースリリースを発表しました。

Spotifyは3月11日付で、アップルがApp Storeに持つ支配力を利用し、自社サービスのApple Musicと競合するアプリを締め出そうとしているとして、EU当局に苦情を申し立てました。アップルの声明は、これを受けてのものです。

Spotifyの創業者兼CEOであるDaniel EK氏は、ブログ記事にてアップルがiOSプラットフォームとApp Storeを両方所有しつつ、競合するサービスに対して自社アプリに不正な優位性を与え続けているとして(具体的にはSpotifyアプリに30%の手数料を課すことで、プレミアム会員の料金がApple Musicのそれを上回るように誘導したとして)EU当局への訴えに踏み切ったいきさつを説明しています。

これに対してアップルのリリースは、Spotifyが「App Storeを長年利用することで事業を劇的に成長させた後、App Storeエコシステムのすべての利点を市場に貢献することなく維持しようとしている」として痛烈に批判。その上で、EK氏が同社を告発している論点について逐一反論を試みています。

まずSpotifyが自社アプリとアップデートを妨害されたと主張している点に関しては、アップルがリジェクトしたのはSpotifyがApp Storeのルールを逸脱したときだけだと主張。

それは他のアプリと同様の扱いをしているに過ぎないと述べるとともに、SiriやAirPlay 2サポートには協力を惜しまず、Spotifyアプリと深く統合されたCarplayについては平等にアプリ開発ツールとリソースへのアクセスを許し、Apple Watch用のアプリは他のアプリと同じプロセスと速さでレビューおよび承認したとしています。

さらにアップルは、「Spotifyが無料ではないのに無料アプリの全ての利点を望んでいる」として、App Storeにただ乗りしようとしていると示唆。「App Store内アプリの84%は、アプリがダウンロードまたは使用されたときに何の支払もない」として、自社の寛大さをアピールしています。

その上で、アップルがアプリ開発者に求める唯一の貢献は、自社のアプリ内購入システムを使用して、あらゆるデジタル商品およびサービスをアプリ内で購入することだと主張。それに加えて、Spotifyが強調している「年間購読料の30%」は最初の1年に過ぎず、その後は15%にまで減額されることに触れていないと指摘しています。

要はSpotify側の言い分は、Uberなど配車やデリバリーサービスといった実物の商品を販売するアプリは手数料を支払っていないのに、自社の音楽ストリーミングサービスには手数料が課されているのは不平等とするもの。それに対してアップル側は「デジタル商品およびサービス」について他社と同様の扱いをしているに過ぎないから、優遇措置を望むなというわけです。

こうした両社の主張は、2年以上も前から繰り返されてきたもので、いずれの態度も一歩も譲らずといったところです。ただし今回はEU規制当局がSpotifyの申し立てを受領し、審査を進めているとしたことから、事態が動くのかもしれません。





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Via: MacRumors
Source: Apple
関連キーワード: apple, applemusic, AppStore, MusicStreaming, Spotify
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