Sponsored Contents

appleの最新記事

Image credit:
Save

アップル、クアルコム特許侵害訴訟で敗訴。3100万ドルの賠償支払い命令

これでもアップルにとっては少額

Kiyoshi Tane
2019年3月18日, 午後12:20 in apple
125シェア
0
125
0
0

連載

注目記事

Smith Collection/Gado via Getty Images

米カリフォルニア州サンディエゴ連邦地裁は3月15日(米現地時間)、アップルがクアルコムの保有する3つの特許を侵害したとして、3100万ドル(約34億4600万円)の支払を命じる判決を下したと報じられています。

この裁判は、2017年半ばから2018年後半にかけて販売されたiPhoneに特許侵害があったとして、クアルコムがアップルに対して提起したもの。それら1台につき1.41ドルの損害があったとするクアルコムの主張が、そのまま認められたかたちです。

本件にてアップルは、1つの特許の基盤となった考えが同社の元従業員が提案したものだと反論。その証人とされた元従業員は結局は出廷せず、反撃が空振りに終わった一幕もありました。

本判決について、クアルコムのエグゼクティブバイスプレジデントで法務顧問のDon Rosenberg氏は「今日の全会一致の陪審員評決は、アップルが貴重な技術に対価を支払わずに使用したことに対して責任を負わせる、世界規模の特許訴訟における最新の勝利です」との声明を発表。加えて「クアルコムが発明した技術は、アップルが市場に参入してこれほど早く成功することを可能としたものです」とも述べています。

これに対してアップルの広報担当者は、裁判に「失望した」とコメント。さらに「現在クアルコムが展開している特許侵害訴訟キャンペーンは、米連邦裁判所および世界中で行われているビジネス慣行の調査という、より大きな問題から注意をそらすための試みに過ぎない」としています。

ここでいう「米連邦裁判所によるビジネス慣行の調査」は、具体的にはFCC(米連邦取引委員会)がクアルコムを相手取った訴訟のこと。スマートフォン用モデムチップで圧倒的なシェアを持つ同社が、その地位を背景に端末メーカーに対して不利な契約条件を無理強いした行いなどが独占禁止法に違反するとして提起されたものです。

3100万ドルの賠償額は巨大企業アップルにとっては些細な額といえます。が、クアルコムとの訴訟は世界中で繰り広げられており、より大規模な案件では不利な攻撃の糸口を与えた可能性もあります。2つのIT巨人同士の、果てしないとも思える争いを今後も見守っていきたいところです。




広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

Source: CNET
関連キーワード: apple, battery, iphone, lawsuit, modem, patent, qualcomm
125シェア
0
125
0
0

Sponsored Contents