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スタンフォード大学、Apple Watchで心房細動を検知する研究成果発表。参加者0.5%が通知、検出率は84%

ECG機能なしのApple Watchを使用

Kiyoshi Tane
2019年3月18日, 午後03:00 in wearables
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米スタンフォード大学医学部は、Apple Watchの心拍センサーにより不規則な鼓動を感知し、心房細動の可能性があるユーザーに通知するプロジェクト「Apple Heart Study」の研究結果を発表しました。

本プロジェクトは2017年11月から、約8ヶ月にわたって全米50州で実施されたもの。40万人以上の参加者が登録され、うち0.5%が不規則な振動の鼓動を通知されたとのことです。

Apple Heart Studyは、参加者がApple WatchおよびiPhoneに専用アプリをインストールし、心拍センサーにより不規則な鼓動が検出された中で心房細動と思しき場合に通知を送るというもの。そうした通知を受けた参加者は、医師との遠隔医療相談および追加のECG(心電図)パッチを提供されたとのことです。

ただし、実施された時期の都合上、使用されたApple WatchはSeries 1からSeries 3まで。ECG機能を内蔵するApple Watch Series 4は未発売だったため、調査対象には含まれていません。

そしてアプリから通知を受けた0.5%のユーザーは、医者の診療にかかると実際に84%が心房細動を煩っていたと判明したとのこと。その一方で、1週間ECGパッチを着用することに同意した人のうちわずか34%が鼓動が不規則との通知を受けたとされていますが、こちらは心房細動が断続的だったからと推測されています。

ようはECG機能を内蔵していないApple Watch Series 3以前の心拍センサーであれ、医療用のECGパッチ以上に心房細動を検知した確率が高かったということ。アップルはニュースリリースで、医師のスケジュールに不要な負担をかけずに重要な健康情報をユーザーに提供する機能が実証できたことや、アプリの通知に従ったユーザーが取得された情報を使って医師と有意義な会話ができたと述べています。

Apple Watch Series 4のECGアプリが心房細動を早期発見した報告はこれまでも何度かある一方で、アップルのティム・クックCEOは2019年内に多数の医療関連サービスの発表を示唆する発言をしています。今回の研究成果は、これら機能やサービスの改善に貢献するとも思われます。

しかし、記事執筆時点ではApple Watch Series 4のECG機能はアメリカのみに利用が限定されている上に、iOS 12.2最新ベータでは「他の地域では使えないように位置情報を厳格にチェック」の手がかりも発見されました。アップルが健康ビジネス拡大のためにも、日本などの諸外国でもECG機能の保健当局からの承認に向けて努力していると信じたいところです。





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Via: Apple
関連キーワード: apple, Applewatch, ECG, health, healthcare, wearables
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